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『できない』という暗示

最近ある女性専用ネット掲示板が炎上しているのを目にした。

思い通りにならない現状をボヤく誰かの人生相談。
それに対して、「こうやって努力して私は上手くやってます。自分だけ不幸と思うのはいかがなものか?」なんてちょっと癇に障る言い方をする人がいた。すると、「できる人にはわからない!思いやりがない!自慢しているのか!不幸になって思い知るがいい!」と非難轟々。

私は合理的なタイプなので、結果的に有益な情報に結びつかないのであれば愚痴をこぼすことすらもったいない。
なので、延々と『できない』ことを主張して『できる人』を叩き続ける掲示板に驚いた。

できる人の成功体験はみんなの集中攻撃の的でしかなかった。

歳だから、夫の協力が得られないから、子どもがいるから、介護で自由がないから、安月給だから…。
『できない』たくさんの言い訳。
『できない』の向こう側に渦巻くドロドロとした他責の念…。

でも『できない』と決めているのは自分だよね。

私は『できない』という言葉は暗示だと思っている。
ただの主観で、思い込み。

だから『できない』なんて思わないほうがいい。
そんなマイナスな暗示をかける意味がわからない。

自分がアクションを起こせばどんなカタチであれ結果がどうであれ、物事は変化する。何かしら動き出す。

とりあえず『できない』という暗示を取り去ったら現在進行形になるから、『できる』努力に専念できる。怒りも不快も愚痴も妬みも減るのでは?

『できない』じゃなくて『やりたくない』なら話は別だけど。


女性専用のネット掲示板は私には合わないな。

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