長考、遅所作について

最初に書いてしまうが、僕は長考そして遅所作に対して結構否定的ポジションにいる。これは正しい間違っているという議題ではなく好き嫌いのお話だ。なんで嫌いかと言うと理由はせっかちだからだと思う。んで思いっきり主観で判断してしまうのでこれから話す内容はとても褒められるものじゃないです。

例えば自分が強いと思っているプレイヤーの長考に対しては「うんうん確かに難しい局面だしな」とか「どんな形になっているんだろう」と一緒に考えるのに対し、自分の見立てで強いと判断していないプレイヤーに対しては「どうせ対子落としやろな〜」「はよ〜やっとくれ〜」という考えが多くを占めている。

いきなりとんでもなく正直なことを書いてしまった。やべえ、セーブしなきゃ。と書いていたら、ちょっとしたLINEが届いてそれが長考のことについてだった。すげえ偶然だなおい。

まず遅所作、こっちの方が語りやすいのでこちらからにしよう。今年から見せ牌の罰則が厳しくなり全体として所作のスピードがゆっくりになった。以前まで見せ牌は「誠意を持って謝る」で良かったのだが今は「同じ半荘で2回やったら-5000点分ね」と言われている。なのでこれはある程度仕方のないことかと思う。試合時間を短縮する方向に向かってる中このルールどうなるんだろうと思っているとこだ。

しかし僕が思っているのは今期から遅くなった人じゃなくて、もともとゆっっくり動く人もいたよねということだ。麻雀やってて一人スピーディーなプレイヤーがいると周りも引っ張られていつもより所作が早くなる人が多い。しかし中に絶対に自分のペースを崩さないプレイヤーもいる。凄いマイペースなんだなぁ、という感想以上はないけど僕はあんまり一緒に打ちたくないのと、強い弱いの評価をする時に大きなマイナスポイントにしてしまう。

そして長考、少考の頻度が高い人も同じく評価していない。競技麻雀は時間を使って考えることが認められていて、自分のポテンシャルを出し切ることが許されているという意見はわかる。しかしルールにないからといって限度ナシなんかい、とも思っている。僕の周りでは「悪質な長考」という言葉がある。考える余地がないだろうと思われる場面で無駄に時間を使う行為だ。他にも「悪質な運」「悪質なゼンツ」というのもある。

今までの「一拍」などフワッとした定義を「ここより手が下がったら」「3秒」のような具体的な言葉に変えたのだから、この思考時間もはっきり定義、なんなら見せ牌よりも罰則を強くした方がいいのになぁと思っている。

僕だって長考するし、自分の事はわかり辛いのでもしかしたら自分だけ遅くなっちゃってるかもと考えることもある。頭が回っていると体感時間が変わるから。なので今日のnoteは「いや、お前もな?」と言われるリスクを抱えている。怖い。

それでも書いたのはこないだCリーグの対局を観に行った時に「おそすぎ〜」と思ったからなのでした。でも他人に遅いって言う人に限ってそいつも遅かったりするから…俺もその螺旋に…

もしも自分のペースが気になる人は僕が観てたら正直に感想を言うので聞いてください。感想とはいえ仲の良い人にすらなかなか正直に言える事じゃないから、改善したいと思っててもそのままになっちゃうので。2節目は観に行けないけどまた観にいきまーす。good mahjong life

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