実は、こどもよりも親同士の戦い?という話。
都内にある某電車のテーマパークへあそびにいった。都内といっても23区ではなく自然が多い西の方である。(隠す必要もないが、”某”と書いた方がそれっぽい感じがする気がして)
そこには、電車のテーマパークだけあって、実際に電車を走らすジオラマ、シミュレーター、実際使用されていた車両の展示、車掌室で車両ドアの開閉体験等々体験ができるようになっている。
屋外施設では、ミニ電車に乗ってパーク内を1周できるようになっている。(うちのこどもは、3回も乗車していた)
施設の2階には、こども用のアスレチックやプラレールの貸出もおこなっており、いずれもやはり休日は整理券がないと使用することができないといった人気のエリアである。
今の時期はコロナ感染対策で各エリアで人数制限を設けているため、整理券の配布枚数を少なくしているように見受けられた。
一番人気なのが、プラレールである。
プラレール用の車両を2台と線路を中心とした踏切、駅などが入ったプラケースを1家族に渡される。
一見、こどもが楽しそうに遊んでいるようであるが、実はいかにスケールが大きく且つ魅力溢れる線路を組み立てるかの親の力量が試される。
プラケースに入っている線路の本数(直線、カーブが何本あるか・・・)、陸橋の数、その他周辺設備の数を把握し、頭の中でイメージを組み立てながら手を動かす。
周囲の状況を見ながら、自分で作っているものは劣っていなかを確認しながら、時には優越感に浸り、時には作り直してみたり。
自分のこどもに邪魔されると少し怒ってしまったりして。
こどもよりも親同士が真剣になっている姿を客観的にみるとすごく滑稽かもしれない。
外からみているこどもから、「あのお父さんが作っている線路すごいね。」とその言葉が出た瞬間勝ちが確定したような気持ちに勝手になっている。
もしかしたら、こんな感情を持っているのはわたしだけかもしれないが。
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