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加算の算定

これはケアマネジャー向け記事です。

いろいろなケアマネジャーの加算。しっかりとっていますか?うちの事業所ではかなりとっています。

うちの事業所で取っている加算を挙げてみます。

①ケアマネの件数の逓減性の緩和 デジタル機器の導入もしくは事務員(非常勤でも可)40件以上もつと減算だったのが45件に緩和→五件違うと人数増えるとその分収入アップ。モバイルパソコンとスマホ支給してるので、すぐにとりました!モバイルパソコンやスマホを導入したことで残業がかなり減った。なんでか?モニタリング訪問しても、担当者会議しても、カンファレンスに出てもその場で打てるからね。メモして帰ってきてパソコンに打ち直すなんて面倒な事はしない。その場で打てるだけ打ってチョコっと直す程度。それが出来ない?知らんがなって感じ。利用者さんの話聞けんの?はい。聞けます。利用者さんや家族さん、事業所とLINEやメールが出来る人は主でそれでやり取り。職場の電話のメモが減った。仕事されてる家族も多いからLINEやメールは好評。しかも記録に転用できるからわざわざ記録しなくてもよい。


②特定事業所加算 今年から特定Aっていうのも追加になりました(小さい事業所で他の事業所と連携して加算をとるってやつね。)

主任ケアマネの数、会議の開催、他事業所との事例検討、減算を受けていない等必要項目ありますが以外と取れます。→うちのところは来月から加算Ⅱになります。

③退院・退所加算 

病院や老健からの退院・退所時に取ります。訪問診療や看護師が同席していると高い加算が取れます。コロナで対面に限らず、zoomや電話やFAX等での聞き取り、情報共有も算定可能なためかなり取れます。→これ、ケアプランや支援計画にしっかり落としましょう。カンファレンスに参加した場合は参加者、情報共有した内容を本人・家族にも渡しましょう。(書式は問われていないので使っているアセスメントシートでも良いし、地区によって推奨されているものが有ればそれをコピーして渡す等すれば良いと思います)MAX900単位(病院のカンファレンスで尚且つ在宅の医師や看護師の参加・・・プラス後2回連携)取れるのでかなりお高い加算です。 →退院ケースが非常に多いので退院退所(5パターン)加算月5.6件行くことも。

④緊急時等居宅カンファレンス加算 

医師の求めに応じて利用者の状態の変化時に在宅でカンファレンスを行いサービスの調整やケアプランの変更を行う。これね、以外とあるのよ。訪問診療の初回の時とかターミナルの方で状態変化がある時とか先生から「アルパカ🦙さん、一緒に訪問しよう」って言うてくれることが多い。はい!喜んでー。って感じ。ターミナルの方はほんまにこれをしてもらえると情報共有も早いし、本人、家族も安心なのよね。  

⑤ターミナルケアマネジメント加算

末期の悪性腫瘍の利用者さんで、本人またはその家族の同意を得た上で、ターミナル期に頻回に訪問して状態変化やサービス変更の必要性を把握して、その情報を医師等やサービス事業所と共有して柔軟なプラン変更をするってこと。担当者会議の招集が間に合わないこともあるから割愛する事も(情報共有をして意見聴取は行う)認められるってこと。

これね。悪性腫瘍に限るっていうのがちと曲者なんだけどね。もう少し範囲拡大をしてほしいってのはあるけど。

これね。本人や家族の同意をどう得るか?

あくまでもうちの事業所のやり方(実地指導でも通っています)

ケアプラン一表の支援方針に明記します。

ガンであることを理解されているということを大前提で、一表に但し書きを入れとく。

※ガン(実際は具体的な悪性腫瘍名を入れています)による状態変化や悪化が見込まれるため医師や看護師と連携を行い、プランの見直しは随時行います。また状態に合わせて1週間に一回以上訪問等させていただきご様子の確認をさせて頂きます。

これを書いておいて説明と同意を得る。

そして最初の訪問でアセスメントしっかり行って、医師や看護師とも相談してしながら起きうる事の確認やそれに対するサービスの提案もある程度行っておく。こういう事が考えられる。その時はこういうことを提案する事もあります。ってね。そうすると、状態変化あった時に一度提案しているから用具の変更や訪問入浴とかヘルパーさんとかの導入もしやすくなる。

④⑤ってセットで取ることも多いね。訪問診療の先生たちが本人や家族にACPの確認や起きうる事の説明を初回でしっかりしてくれる事が多い。そん時にアルパカ🦙の事業所呼ばれるのよ。本人や家族に説明するから介護側からの提案してくれる?って。

ちなみに①②⑤は局に事前に加算申請が必要なためお忘れなく。加算申請は前月の15日締めで翌月からの算定になります。

あっ!!忘れてた。

⑥入院時情報提供加算 入院時に病院に本人や家族のことなど在宅での様子を情報提供する。

これ、入院されたらその日のうちに出せるものがありますよね。ケアプラン。そしてアセスメントシート。わざわざ違う用紙を作って?複雑な状況があるような時は伝えたいことがある時は作ることもあるけど基本的に自分たちが使っているものでええやん!

最近は通院でも入院でも病院さんからケアマネさん誰ですか?って聞かれること多い。そしてケアマネも主治の先生等に情報提供をしなければいけないとなっているので利用者さん達の診察券入れやお薬手帳いれには必ず介護保険証や名刺を入れてもらっている。そうすると窓口や診察の時に確認してくれることも多く、入院になると病院から電話が来ることもしばしば。

⑦通院時情報連携加算

これね。単位数低すぎ。そして間違っても同行じゃないことを意識しなきゃだめ!50単位よ?ケアマネがつけば、ヘルパーさんいらんやんみたいにならんようにせんとあかん。絶対ダメ。先生の診察の場面で在宅の情報を共有するんやからね。要は診察のたかが5分やそこらに同席して情報共有をしましょうってやつ。これね、逆にかなりそこで先生と情報共有しようと思ったらテクニック必要やと思う。外来の場合も大きい病院やとサポートセンターの看護師さんやMSWさんが窓口になってくれる事も多いからよっぽど先生に会って聞かんとあかんってあんまり無い気が。むしろ、開業医の先生のとこやと、これが有効な事もあるかも知らんけど、うちのとこ医療が母体やからほとんどFAXやらメールやらそれこそ先生によってはLINEやらで済む事も多いのさ。

まあ、こんな感じで取れる加算をしっかり取ると報酬上がります。今うちが管理者としてやろうとしてるのはこの加算ってやる手間がかかるからとった場合はそのケアマネにインセンティブをつける!これを上長と交渉中!!取る一方やなくて、やっぱりケアマネの給料に還元出来なきゃモチベーション保てないやん。

お金は大事💴。

今日はここまで!!!






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