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幸せになりたい男子が集まる居酒屋 ~病院のように「婚活・総合案内レディ」が必要だ、の巻。


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ここまでのあらすじ。
その居酒屋は、町はずれにある。
その婚活男子たち4人は、カウンターで
猫背でハイボールを飲み、
婚活の愚痴を言う。
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その日、私は大きな病院に見舞いがあった。
会計を済ませ、長椅子に座る。
そして、「総合窓口」なるカウンターレディを
をボーっと見ていた。
ある考えが浮かんだのだ。
おや?
【総合窓口は、婚活中男子たちにも必要なのではないか】
医療関係の方に聴いたことがあるのだ。
病気を治すための第一歩は、
まずは「病識があることが重要」らしい。
婚活は病気ではないし、
そんなことを書くと、怒られそうだが説明させて欲しい。
その「病識」という考えが新しかったのだ。
居酒屋で出会った婚活男子たちに、幸せになってほしい。
だから、私はとても歯がゆい。
去年の正月も、同じことを聞いたし、
おととしも、同じだった気がするから、だ。
同じパターンを繰り返しているように見えたり、
突破口を見いだせないように見えたから。
同じパターンを繰り返しながら、
「違う結果を求めよう」とするのは、ナンセンスだ。
婚活なんて、誰も学校で教えてくれない。
そもそも、社会学専攻の友達によると、
「恋愛結婚に向いていない人が一定数いる」らしい。
なのに、
自分が知っている知識と行動範囲で
生涯のパートナーを選ぼうということ自体に
無理がないだろうか。
だから、助けてくれる専門家が必要だ。
(と書いたのが、前回のエッセイ)
ここからが今日の本題だ。
「自分は婚活が上手くいっていない」と
気づいていない場合は、
同じパターンを繰り返すのではないか。
つまり、病気の場合の「病識がない」と一緒なのだ。
だから、私は思ったのだ。
専門家に相談する前の「クッション」
つまり「婚活の総合案内レディ」が必要である、と。
この総合病院のように。
あなたは循環器内科、
あなたは脳神経外科、 など、ちゃんと頼るべき専門家にたどり
つけるような
「交通整理をしてくれる人」が必要なのではないか。
あなたは、
・まずは四柱推命で占ってみて→占い師へ
・まずは気持ちを建て直して→婚活カウンセラーへ
・まずは自分の魅力を引き出して→イメージコンサルタントへ
・まずはそのシャツをパリッとしたものに変えて
→百貨店紳士服売り場へ
そして、結婚が決まったらホテルの関係者にも
お引き合わせできる。
ムム。
男子たちも幸せに、
そして「専門家集団」に仕事も回ってきて、一石二鳥だ。
でも、誰がなるのだろうか、
その「婚活・総合案内レディ」なるものに。。
やっぱり私だろうか。
to be continued...

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