[幸せになりたい男子が集まる居酒屋]① 女心が分からないんです」編、の巻。
ここは、とある居酒屋だ。
緊急事態宣言が明け、馴染みの店を訪ねる。
20日ぶりに、常連さんたちと、気のいい店主と会う。
その店のカウンターは5席しかない。
その日も、独身男子、幸せになりたいチームが、
勢ぞろいしていた。
彼らは、本当に、本気で婚活をしているが、
このコロナの状況下、そもそも出会いも少なく、
朗報が聞こえてこない。
そもそもIT業界で、テレワークでやっていける。
私たち夫婦は、いつだって「着物」を着て、
彼らの結婚式に出る準備はできているが、
ところが、、そもそも、全く進んでいない。
それどころか、出会いがないのだから。
店主、近所の70代の女性、そして私、夫が、
茶々を入れる、もとい、相談に乗っている。
70代の女性など、この進展のなさにイライラし、
「もう、ハッキリしなきゃダメよ!」など、叱咤激励をしている。
この日は、田中くん(仮名)の彼女は、冷たいんじゃないか、
という件について。
その子、やめたほうがいいんじゃないの? が店主、私の意見だ。
でも、田中君は恋は盲目なのか、それを信じない、見ようとしない。
「じゃあ、誰か紹介してください・・・」と言う田中くん。
そうだねえ。
オヤ?
なんだか、この男子4人から、誰かが卒業するとは思えないほど
「均衡が保たれている」気がするのだ。
この4人の男子がカウンターで、猫背でハイボールを飲んでいることが、
馴染み過ぎている。
幸せのにおいがしない。
いかん、いかん。
慣性の法則で、このまま、きっと50歳どころか、60歳までダラダラ行ってしまいそうな
予感がする。
君たち、この居心地のいいコンフォートゾーンから、抜けてくれ。
本当に幸せをつかみたいなら、本気なら、
ここ、踏ん張りどころだからね、君たち。
ここは、吉田がガツンと、本質的なことを助言するサービスを始めたほうが良いのではないか?
1) 彼女がどんな子か見極めサービス
2) 素敵な独身女子を紹介サービス(高いわよ)
3) 辛口人生相談 「松・竹・梅」から選べる
「松」:桃井かおり モード
「竹」:朝まで生テレビ モード
「梅」:瀬戸内寂聴先生 モード (人生訓も入っている)※<プレミアムコース>
(※個室に移動し、ひとしきり説教。人生訓も入っている)
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