恋愛カウンセラーと意見が一致、 本当に厄介な男は、意外なタイプだった、の巻。

それは、浅草の居酒屋での会話だった。
ビジネス講座の懇親会、恋愛カウンセラー
（正確には、復縁カウンセラー）と
男子二人、私がいた。
私達は、いい感じでお酒が進み、
「浅草ホッピー通り」というコアな場所で、
パイプ椅子とセミナー用机のような
簡素な場所で、本質的な会話をしていた。
もっと話したいので、と次の店まで行く。
（私はそもそも、そんなにお酒を飲まないので
珍しい）
それぐらい、おもしろかった、ということだ。
大原みなさんは、福岡の人気恋愛カウンセラー。
メールセミナーでは７０名の申し込みがあった、とか。
恋愛カウンセラーという仕事、私は絶対に
無理だと思った。
だいたい、ある種の色気が必要だ、という点で、
私は書類選考すら突破できないだろう。
文章も考え方もが男性脳だから、だ。
一緒に飲んだ男子二人も、
「みなさんが小料理屋の女将なら、
毎日行っちゃうかも」と言っていた。
こんな人が、恋愛カウンセラーに向いている
気がする。
もう一つの理由は、恋愛相談のような、
グルグル同じところをまわったり、結論が出ないような相談は、せっかちな私には向いていない、ということだ。
これは、男女、ともに、である。
ある時、恋に盛り上がっている男子から
ポエムのような文章を頂いたことがある。
『僕、運命感じたんですよね。
　きっと、あの星が味方をしてくれたんだ、
　って思うんです』
的な描写が３０行ほどの文章できた。
・・・それは、私に言うのではなく、
直接彼女に言うか、
メールを出すか、
手紙にして投函してほしい。
こう感じる時点で、そんな職業が無理、だ。
ロジカルな話を聴くなら、私は大歓迎なんだけど。。
それは、浅草での３件目の居酒屋、だった。
恋愛カウンセラーの仕事に興味があり、
インタビュアーのように、質問攻めにした。
どうやら、
「女子が、振り回される男子のタイプ」
があるらしい。
みなさんは、こういう女子の相談に乗ることが
多い、ようだ。
彼のことを忘れよう、と思い、気持ちを断ち切った、と思ったら、
「元気？」とラインをくれるようなタイプ。

「こういう男子を断ち切れず、時間が過ぎて
しまう」

女子にとって、２０代後半～３０代後半は非常に重要な１０年であると思っている。
そんな大事な時期に、そんな男子にひっかかり、（もとい、好きになり）
気づいたらあっという間にアラフォーになる、
というのは厄介だ、と思った。
ここまで聞いて、私は、あることを
美奈さんに聞いてみたくなった。
私はある俳優の名前を出した。
こういうタイプですか？

吉田「私、そういうタイプって言われて
思い出すのは『筒井道隆』ですが、どうですか？」
美奈さん「！！！！そうそう、
　　　　　　　　　筒井くん！！！！」
吉田「めっちゃ、分かります！！！！
　　　女子が振り回されるの。」
ちなみに、私は、ある年上の女性にも
同じ話をしたことがある。
「筒井くんの周りにいる女子は、こんな
シチュエーションになってしまうと思う」
と、盛り上がったことがある。
プロのみなさんとも意見が一致した、
この「筒井道隆現象」は何なのだろうか？
盛り上がる女子二人に対し、
隣にいた男子は、ポカンとしている。
筒井？　誰、それ？
隣の男子は、すぐにスマホで
『筒井道隆』を検索した。
女子二人がそんなに盛り上がるなら、
どんなイケメンなんだろうか、と思ったのだろう。
ジャニーズや、二枚目俳優、のような。
全く合点がいかず、首をかしげる男子２名。
「え？どこがいいんですか？」
GOOD QESTION!
筒井くんのどこがいいか。
【それが説明ができない。】
もちろん、女子全員に人気がある、と言うわけではなく好みもあるだろう。
筒井道隆のような男子。
優しさが、余計に女子を苦しめてしまう男子。
彼を忘れられず、
２０代後半～３０代後半の一番重要な時期を
棒に振ってしまう気がする男子。
いやー、厄介だ。
ちなみに、この凄腕恋愛カウンセラーさんが相談に乗った事例でも、
そんなに忘れられない人なら写真を見せて、と
言って見せてもらったら、
「え？」と思うようなタイプだったり、
ビジュアルではないのかも。
「女子がずっと忘れられずに居てしまう男子」
は、すごいイケメン、という訳ではない、
という点もみなさんが指摘していた。
この「筒井道隆現象」を熱く語っていたら、
「お客様、閉店です」と店を追い出される。
ムム。
これは、もっと掘り下げたほうがいいのではないか。
「一番厄介なのは、こういう男子である」と。
吉田はむしろこれを研究して、全国一斉に女子に、
「津波警報」ぐらい発令したい。
対談したほうがいいですね、と終了。
ちなみに、私もなぜかわからないけど、
筒井道隆の、ファンだ。
自分でもよく分からない、不思議な魅力がある
俳優だから、この現象に興味がある。