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「結婚詐欺師」シミュレーションサービス~一度騙される体験で、免疫をつける、の巻。

ある日、私はこんなビジネスを思いつく。

「結婚詐欺師」に騙される手前までの

手口を、シミュレーションできるサービス

それは、その日に起きた3つの出来事が

点と点で繋がったのだ。

エピソード①:愚痴の多いOLに会う

ジムのロッカールームだった。

ジムで会うその女性、幸子さん(仮名)は

いつも不機嫌だ。

話から、50代手前のOLさんなのだと思う。

愚痴、ため息、文句

そんなものばかりが出てくる。

私は、幸子さんが来ると、気を使ってしまう。

なぜ、幸子さんは、こんなにダークな心を持ち、

いつも私に灰色の息を吹きかけてくるんだろう。

幸子さん、誰かに優しくしてもらったら

何かが変わるのではないか。

それは男性に限らないが、

やはり、素敵な男性に優しくしてもらったら、

間違いなく、幸子さんの

【棘】は丸くなるように思う。

エピソード②:警視庁の「オレオレ詐欺防止」

ポスターを見る。

エピソード③:ワクチン接種と免疫の関係を

ニュースで見ていた。

私は、ふと思った。

幸子さんのような女性こそ、

「結婚詐欺師」に出会ってしまうのではないか。

オレオレ詐欺の防止のように、

【啓蒙活動】が必要である。

いや、結婚詐欺を防止することはできない。

むしろ

「一度、シミュレーションをして、

 免疫力を高めるほうが得策ではないか」

そうだ、

【疑似体験】をするべきではないか。

コールセンターのようなビジネスモデル、を考えている。

幸子さんのような女性が、

その「結婚詐欺師派遣サービス」に登録。

手口を学ぶのだ、よ。

しかも、「結婚詐欺の疑似体験」であっても、

【優しくしてくれる】

【自分を褒めてくれる】ので、

クライアントにとっても、メリットがある。

誰が「結婚詐欺師」役をやるのだろうか?

私は、あたりをつけていた。

「婚活が進まない、いつもの男子たち4人」を

バイトで使うのだ。

OJTで、警視庁の「詐欺」担当者から

「手口」を学ぶ。

詐欺師になることは勧めないが、

詐欺師から「女性の心理」を学ぶことは、

彼らの人生を変えることになるかもしれない。

男子4人たちよ、
【もう、素振りは十分だ。
 バッターボックスに立て】


そうだ、

結婚詐欺も防止できて、

私は警視庁に表彰される。

一日警察署長(アイドルがよくやるやつ)を私が自ら

やっても良い。

ムム。

自分で書きながら、感動している。

三方良しどころか、

四方良し、ビジネスではないのか。

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