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教育系記事まとめ

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教育に関して自分なりの考えや、思ったことを書いていきます。 自分が今の教育に関して正直に思ったことを書きますので、もし、違う意見等ありましたらコメントいただけるとありがたいです。…
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2021年5月の記事一覧

自分の意見と反対の意見に耳を傾けたい

 自分が”こうあるべきだ”や”こうしたい”と思えば思うほど、その考えに反対の意見に耳を傾けにくくなる。  例えば、教員の働き方改革はまさにそう。  一方はとにかく働き方改革を通して、業務の見直しを行いながら勤務時間を意識した働き方をしたいという人。  もう一方は現実的(生徒の実態や地域の特性など)に不可能、あるいは非常に労力を必要とすることなのだから無理に改革を推し進めることに意欲的でないという人。  学校現場での働き方改革が進まないのはこの二者が完全に対立しているこ

生徒指導は積極的に

 中学校において生徒指導を行うことはたくさんあります。  ”生徒指導”と言うと、悪いイメージがありますが悪い生徒指導ばかりではないと思っています。 🔲 積極的な生徒指導  例えば予防的な生徒指導、そして積極的な生徒指導、治療的な生徒指導などたくさんの生徒指導があります。  特に積極的な生徒指導が私は大切だと思います。  予防的な生徒指導では、何かのトラブルを避けるための生徒指導であったり、ルールを徹底させるような指導をすることを想定していると思っています。  また

中体連は部活動改革の癌

 中体連の大会は部活動改革の癌になっています。  全国大会やその下に各地方大会(関東大会・東海大会など)がこの状況下でも無理矢理にでも開催する方針を固めています。  するとその下部大会は予選という形で開催しなければならなく、結果として中体連の大会は必ず残ります。  もちろん昨年度私は大会を1つなくすことに成功しましたが、改革をしたいという教員ばかりでもないというのが現状です。  なかなか声を大にしていうことができないような雰囲気がありますからね。  部活動改革として

子育ては心の根っこを育む営み

子育ての話の前にトマトの話をしますよ。 でも、大事なのでお付き合いを! トマトの苗作り一粒の種。 長年の自然栽培で何世代も繋いできた 土地に馴染んだトマトを 我が家でも自然栽培。 昨年の種をとり 今年も芽出しをした。 ところが、なんと うっかり種を紛失! 残ったのはわずかに4粒。 その4粒のトマト君たち。 100%の発芽!! おめでとう! ありがとう! 頑張ったね(タネだけに) パチパチ!! 今ではこんなに大きく育った。 でも、ポットを大き

できないといったもん勝ちの世界

 学校現場では日々何かに追われています。  GIGAスクール構想について教育委員会などからの要望、また市町村ごとに例年慣習となっている研究授業会、ICTを活用するための職員研修など日々の業務に上乗せされるだけで、何かを減らそうとする動きは全くありません。  そんな中、新規の取り組み(ICTの効果的な授業での活用方法など)を提案しなければならないことがあった。  自分は日々ICTを活用して授業を行なっているので提案しろと言われればすぐにでも提案できました。  しかし、中

学級目標を決める際に大切にしていること

 もう今年の学級目標は作っている方もいるかもしれませんね。  私の勤務する学校はこれから学級目標決めに入ります。(遅いですよね……)  学級目標は不要という意見もありますが、あっていいものではあると思います。  特に何か行事や振り返りをする際に、明確な目標があるとそこに立ち返ることで振り返りの質を高めることができると思うからです。  そのためには学級目標を生徒が決めることが必要になります。  学校での目標はノルマではありませんから、自分たちでどんな自分たちになりたい