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10月30日今週のアーユルヴェーダ養生

日本の暦では、
今は秋土用の中間点。
今年は11月7日までが秋土用です。

アーユルヴェーダが
季節の変わり目の過ごし方を
大切にしているように、
日本でもこうした暦の中に
季節の変わり目を
大切に過ごそうとする知恵が隠されています。

土用の期間は土を触らないと言われています。
これは土の神様への敬意を払うため
とも言われていますが、
農業従事者が多かった昔、
この時期だけは畑に出るのを控えて
自分の体のことに目を向けるためであった
とも言われています。

季節の変わり目に注意が必要なのは
どこの国でも同じですね。

さて、今週はとうとう11月に入ります。

朝晩の冷えが顕著になりつつありますが、
天気予報では今週は夏日もあるとか。

朝からお出かけの場合には、
着ていく服装が悩ましいかぎりですね。

アーユルヴェーダでは
秋は、自然界で
風のエネルギー・ヴァータが強く働く季節です。

木々はすっかり秋仕様になり
自然界ではヴァータが顕著になっていても
実は私たちの体の中は追いついていません。

体に言わせると
夏の暑さを対処する体制、
ピッタの季節の体制から
ヴァータの季節の体制への移行期間。
完全には移行を終えていないのです。

つまり、まだ
寒さへの対策が不十分な状態。

さらに、季節の変わり目は
一方向へ進むのではなく
行ったり来たりするので、
体が混乱してしまいます。

こういう場合は、
体が自然に対応してくれるのを
眺めているだけでなく、
積極的にサポートすることが勧められます。

ということで、
今週は、積極的に温めるがテーマです。

秋に顕著なヴァータの性質のひとつとして
冷えがあります。
この冷えに対して、
体が自動で対処できるようになるまでは、
積極的に、意識して、対策するのがよいのです。

まだ暖房は早いと感じていますか?
この時期、朝晩、冷える!と感じたときには
暖房機器を使ってでも温かくして過ごして下さい。

服装も日中暑くなるからと薄着は禁物です。
昼間はよくても、夕方には冷えがやってきて
体が冷えてしまいます。
羽織ものを用意しておくなどしておいてください。

温かい飲み物を積極的に摂ることは
とってもお勧めです。
この時期体を温めるスパイスティーなどを
見かけたりすると思います。
シナモンやジンジャーが入ったような飲み物は
体を内側から温めてくれるのでお勧めです。

お鍋もいいですよ。
お鍋は冬のものだからまだ早いと
感じるかもしれませんが、
体の自助温め機能が不完全の今の季節にこそ
体の中から温める食事としてお勧めです。

後は、お風呂です。
湯舟に入って温まること
ちょっと一息つく時間をとることは
体調調整にとっては何よりの対策ですし、
心と体の両方をほっこりさせてくれる
贅沢な時間になります。
好きな香りの石鹸やシャンプー
あるいは、バスオイルなどを持ち込んで
少し長めに入浴時間をとってみてください。

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ハロウィンの起源となっている
ケルト文化の新年の祝祭サウィンは
10月31日の日没から始まります。

光の季節が終わり
暗闇の季節が始まります。
ここからは
しっかり内側を見つめて過ごす時期
光の季節がやってくるまでの
準備の期間と考えられています。

この日儀式で焚かれた火は
各々が家に持ち帰り
暗く寒い冬の間、
家の中を温め、家の中を照らす
大切な火となります。
その情景を思い浮かべるだけで
なんだかほっこりと心が温まります。

秋は空が澄み、自然界も美しい季節です。
楽しみながら、温まりながらお過ごしください。


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