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11月13日:今週のアーユルヴェーダ養生

1週間前の週末、
テレビでは観光地で
かき氷を食べる人々を取材していました。

今週は打って変わって
12月並みの寒さだとか。

私たちの体は
仕様をすぐに切り替えられません。

徐々に慣らしていく必要があるのですが、
今年は夏からストンと冬に入った様な
ちょっとすっ飛んだ気候になっていて、
体がついていきませんね。

アーユルヴェーダの養生は
基本的に
自然と体を擦り合わせていくものなので、
体が整うまでに時間が少しかかります。

食べ物を変えたり
日常習慣を変えたりすることで
体の内側から
季節に合う体に整えていくためです。

アーユルヴェーダでは
病気の原因のひとつに
異常気象をあげています。

急な気候の変化で
体が季節に合っていない状態は
不調を引き起こしやすいのです。

そのため、
アーユルヴェーダでは
季節の過ごし方があり、
季節の変わり目を
特に大事な時期と考えているのです。

ですが、
季節が徐々に切り替わらず、
こんなに急に変わられると
まず今すぐ取れる対策が
必要ですね。

アーユルヴェーダの冬の養生法を
少しずつ取り入れながらも、
まずは緊急対策で。

天気予報によれば
今週も12月並みの寒さだそうです。

まずは
現代風にできることを。

屋外
服装に気をつけて。
コートが必要な地域もあるでしょう。
仕舞い込んでいた冬服、
今週は引っ張り出してくださいね。

室内
暖房器具は躊躇なく使った方が良さそうです。
体が寒さに慣れていないときこそ
暖房器具で強制的に温めることが必要ですよ。
これは昔の時代は難しかったかもしれませんね。
現代の利点です。
電気代やガス代が気になるかもしれませんが
暖房の節約は、体が冬に慣れてからです。

部分的に温める
体全体を温めるのが難しい場合は
首周りを中心に温めて。

マフラーとまではいかなくても、
とにかく何か巻くことで首を温める対策を。

特に首の後ろを温めることで
全身が早く温まります。
今は何かと便利なグッズも出ています。

私の場合はさっそく
花王のめぐりズムを首の後ろに貼りました。
それだけでも、冷え感が随分と違います。
他にも
首からかけるホカロンなんかもあるようですね。

便利なものがたくさんあるという
現代の利点を生かしていきましょう。

飲み物
生姜やシナモンを追加するのもお勧めです。
生姜はすりおろしてもいいですが、
便利なパウダーもあります。
国産のものが色々ありますので探してみてください。
私は高知産のパウダーを愛用しています。
パウダーをそのままお湯に溶かして飲むと
ほこほこします。

シナモンも実は体を温める作用があります。
シナモンにはセイロンとカシアの2種類あるのですが、
可能であればセイロンの方をお勧めします。
セイロンの方が高価なのですが、
成分的にはセイロンのほうが良いようです。

私の場合、冬の間は特に
コーヒーを飲むときにシナモンを入れます。
コーヒーは体を冷やす方向に作用するので。

ジンジャーティーとかシナモンティーとして
販売されているものもあるので、
そうしたものを活用されてもいいと思います。

急な冷えに体がびっくりしている今週は
それぞれの緊急対策を考えながら
お探しください。

+++++

アーユルヴェーダでは、
冬はカパのシーズンと言われていますが、
日本の気候は乾燥も伴いますので、
乾燥や冷えを伴うヴァータへの対策も必要になります。
冬対策は徐々にご紹介していきます。

まずは
緊急対策してお過ごしください。

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