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ジョーティッシュとアーユルヴェーダ

ジョーティッシュ(インド占星術)や
アーユルヴェーダに
全く馴染みのない方への
ごくごく簡単なご説明です。

ジョーティッシュ(インド占星術)


英語表記はJyotish。ジョーティッシュ、ジョーティシュ、ジョーティシャなど、発音の仕方によってさまざまな呼び名があります。
他にも、インド占星術、ヴェーダ占星術などとも呼ばれています。

ジョーティッシュには「光の科学」という意味があります。
人生を照らす光、智慧ということです。

西洋占星術と同じように、誕生時のチャートを作り
そこから、生まれ持った性格などを読み解きます。

西洋占星術との違いは大きく次の2つです。
①チャートを作るときに星の配置を割り出す計算方法が違う
②チャートの解釈の基本に、古代より受け継がれた
思想・哲学や宇宙観が色濃く反映されている

特に、②という特色があることによって
「私」という存在が何なのか
今世生まれてきた意味や目的、課題は何なのか
などの答えへと導いてくれる道しるべとなり、
自分自身をよりよく理解し、
唯一無二の自分自身の人生を
よりよく生きるための杖となってくれます。

【ナクシャトラ】
月の通り道がベースになった星座のようなもので
27個あります。
宿曜の元になっているもので
月の宿とも呼ばれます。

太陽は1年をかけて12星座を一周しますが、
月は約1ヶ月で27星座を一周します。

そのため、ほぼ毎日ナクシャトラが変わります。
各ナクシャトラにはそれぞれ特有の
性質・個性があり、
それらが、その日のエネルギーに影響を与えます。

より詳しいことが知りたい方は、
こちらを訪れてみてください。
宇宙との対話 自分との対話

アーユルヴェーダ


アーユス(生命)という言葉と
ヴェーダ(智慧・科学)という言葉とが
合わさったサンスクリット語です。
生命の科学という意味になります。

人間は宇宙や自然の一部であるという考えに基づいて
自然界の営みなどと結び付けて
人間の体や心の仕組みをとらえています。

WHO(世界保健機構)で正式に
世界伝承医学のひとつとして認めれていますが、
アーユルヴェーダは、
病気やけがの治療などの医療の分野にとどまらず、
人生を幸福によりよく生きるための智慧など
人生そのものについて語る学問です。

人生をよりよく生きるには
心の健康も体の健康も両方必要です。

そのためのヒントを与えてくれる学問です。

【ドーシャ】
アーユルヴェーダの理論の中でも
中心にあるのがドーシャ理論です。

人の心の性質や体質を
大きく3つのタイプで特徴づけて
分類しています。

ヴァータ・風のエネルギー
運動のエネルギー
軽い・冷たい・乾燥などの性質をもちます。
もう少し詳しい解説はこちらへどうぞ
アーユルヴェーダの体質論 ヴァータ

ピッタ・火のエネルギー
燃焼・変化のエネルギー
熱い・油性・鋭いなどの性質を持ちます。
もう少し詳しい解説はこちらへどうぞ
アーユルヴェーダの体質論 ピッタ

カパ・水のエネルギー
結合・維持のエネルギー
重い・冷たい・柔らかいなどの性質を持ちます。
もう少し詳しい解説はこちらへどうぞ
アーユルヴェーダの体質論 カパ

日々の過ごし方や季節の過ごし方には
このドーシャ理論が活かされます。

自分自身をよりよく理解するのにも
とても役に立つ理論です。

アーユルヴェーダやドーシャ理論に
少しでも触れて頂き、
暮らしや人生に活かして頂けたら嬉しいです。

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