学校に行けなくて~長男編
今年は本当に色んなことがありました…(笑)
前回のnoteで次男くんのことを書きました。
今回は長男くんです!
長男くんはもともと過敏性腸炎で
毎日トイレにこもるタイプ。
中学校の時から昼夜逆転気味で
ほとんど寝ないで学校に行き、
帰ってきたらすぐ眠って
みんなが寝静まる頃に起きてくる…
そんな感じの日常。
今年の夏休み明け
次男くんとほぼ同時に
長男くんも、学校に行けなくなりました。
夜、全く眠れず
朝起きようとしても頭痛で起きれず
起きても今度は腹痛で
トイレから出られない…。
長男くんは、高校3年生。
次男くんには申し訳ないのですが、
長男くんの高校は単位制のため
単位を落としたら、卒業できません😭
学校に行けない日が
一週間、二週間と続くと
私もさすがに焦り、
私よりはるかに大きい長男くんを
毎朝なんとか布団から出して
一階まで連れてこようと頑張る中、
リビングでは
お腹が痛いと泣く次男がいて…
もう仕事に行くどころではありません。
「僕は小さい頃、熱があっても
学校に行かされた。
だから、絶対に休んじゃいけないって
思い込むようになって、
それで行けなくなったんだ!」
長男くんがイライラしながら
私に言いました。
そう。長男くんが小学生のとき
次男くんはまだ赤ちゃんで
私は家事と育児と病棟での激務に追われ、
元旦那さまも毎日残業…
そんな生活の中で
長男くんにかけてあげる時間は
ほとんどなかったんです(>ω<。)
後悔と罪悪感に引きずり込まれそうに
なりながらも
今は私が落ち込んでる場合ではないから、
心を無理やり「今」に戻して。
長男くんはあまりにも症状が酷いので
遠くの町の心療内科に連れて行くことに
しました。
そこの心療内科の先生は
漢方の専門医でもあり
ちょっと珍しい病院で、
クリニックの中には
先生が直筆で書いた「詩」が、
たくさん貼られていました。
その言葉ひとつひとつがあたたかい。
素敵な病院だなぁ…
そう思いながら
一人で診察室に入っていった
長男くんを待ちます。
診察が終わると
長男くんが興奮して話し始めました。
「あの先生、すごかった!
すぐに僕の症状の原因を見抜いてくれたし
体も全部触って見てくれた。」
「僕は生物オタクだから、
みんなと話が合わないし、
引かれるかもって思ったら
話すのが怖くなって…
そこが、きっと原因なんですねって
言ってくれたんだ…」
小さい頃から虫や動物が好きで
色んな研究をしてきた長男くん。
蛇やカエルや、サンショウウオを飼育し
その生体が死んだときは
ミルワーム(ウジみたいな虫)に食べさせて
分解させ
骨を組み立てるなど
たしかに他のお友達が見たら
怖がられるようなことも
興味津々でやる子でした。
(私も怖かったけどだいぶ慣れました笑)
今も地元の公民館で
剥製を作るときは
解剖の手伝いに呼ばれるほど(笑)
生物の進化の過程を研究したいと
大学受験を目指していました。
「いい先生で、よかったね😊」
「うん!」
まだ処方された薬を飲んでもいないのに
すごく晴れ晴れとした顔の長男くん。
お母さんのせいだ!
そう言われたことを思い出しながら
もっと早く気がついてあげたかったなぁと
考えても仕方ないことを考える。(>ω<。)
でもきっと、
あの先生に言われたからこそ、
長男くんは楽になったんだなって思います。
なんでも母親が解決してあげられる
訳じゃない。
ここに連れてきてあげられてよかった。
そう、自分に言い聞かせて(*^^*)
それからも症状はしばらく続いて
いましたが
少しずつ夜も眠れるようになっていきました。
単位はギリギリ😅
大学もギリギリのようですが
あまり焦ってる感じもなく…(笑)
長男「ちょっと検定受けてくるわ」
私 「検定てなんの?英検?」
長男「生物分類技能検定」
え?なにそれ?🤣w
てゆか受験勉強は?www
つい先日、
4級合格の通知が来たそう(笑)
わかんないけど、
たぶん、スゴイんだと思う!!
(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!
睡眠リズムが崩れないように
夕方眠くなったら散歩にいくなど
自分で努力するようになり
朝も、自分で起きられるようになりました😊
冬休みに入り、センター試験まであとわずか。
頑張れ!長男くん‼️‼️‼️‼️
読んでくださってありがとうございました💖
次男編はこちら(笑)⬇️
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