異世界転生させすぎて本の管理を諦めた話

我が家の漫画本の管理は全て私が担当している。新刊チェックと本棚の整理が主な業務だ。しかしそれはつい先日までの話。

ここ数年の間で異世界転生ものの小説やそのコミカライズが流行っている。正直私は全く読まないのだが、妻がどハマりしている。

異世界転生ものの漫画の第1巻を月に1冊は必ず購入していると思われる。今では恐らく2桁を超えるシリーズを集めているのではないだろうか。パッと本棚を見ただけでも、20シリーズはあった。それ以上は数えるのをやめた。

私も一緒にハマって読んでいれば良かったのだが、どうも私には合わないらしく、ハマれなかった。

ただでさえ長いタイトルや似たようなタイトルが多いというのに、さらに作者も原作、作画、原案、キャラクターデザインの人の名前まで書かれてあって、それが20シリーズ以上もあるとなると、さすがにもう覚えきれない。これが諦めた理由の1つ目。

新刊のチェックは「コミックダッシュ」という蔵書管理Webサービスを使っている。ここで購入した漫画を登録しておくと、新刊が出る作品の発売日を一覧で確認することができる(新刊カレンダー)。買い逃しを防げるのでとても重宝していた。

しかし異世界転生ものに関しては、登録するともれなく小説の方も新刊カレンダーに表示されるようになってしまった。小説は買っていないので表示されても困るのだが・・・amazonから情報を取得しているようなのでずっとこの仕様のままだろう。

新刊カレンダーのページで非表示にすることはできるのだが、非表示にできるのはその巻数のみなので、新刊が出るたびに毎回表示される。その都度非表示にしなければならない。これを20シリーズ以上もの作品でやるとなるとすごく手間がかかる。これが諦めた理由の2つ目。

さらに最近、登録しても新刊カレンダーに表示されない作品も出てくるようになってしまった。買い逃し防止のために使っていたのに、カレンダーに表示されないと防止することができない。これが3つ目。

この3つの理由から、私は異世界転生ものの新刊チェックを諦めることを決断した。

妻に、新しいシリーズの1巻を買うときは吟味して買うように言おうかと思ったこともあったのだが、漫画を買って読むことは妻の楽しみのうちの一つでもあるので、強くは言えない。

なので、買うなとは言わなかったが、上で挙げた理由と共に、異世界転生ものの新刊の発売日をチェックするのをやめるということを伝えた。

妻も納得してくれたので、これで異世界転生ものの新刊チェックからは解放された。私の記憶領域を圧迫しかけていた部分が空き領域となったことで、余裕が生まれて少し楽になった。一応、理由2と3さえ解消されれば再開するつもりではいる。

(新刊カレンダーみたいな機能を持つWeb(アプリ)サービスの情報募集中)

もう一つの業務である本棚の整理は、本を並べて眺めるのが好きでやっているので特に不満はない。

不満はないが、思う事はちょっとあったりする。今日はもう長くなり過ぎたので、それはまた別の機会に。


konna tokoro made yonde kurete arigatou. demo tokuni nanimo omoshiroi koto kaite naiyo.