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【中2英語】様々な受動態:キリスト&ムハンマド

自己紹介

キリスト: こんにちは、皆さん。私はイエス・キリストです。皆さんの心に平和と希望をもたらすために来ました。今日は特別なゲストと一緒に、英語の学習をお手伝いします。

ムハンマド: アッサラーム・アレイクム(平和があなたがたの上にありますように)。私はムハンマドです。キリストと私は、異なる時代に生まれましたが、共通の目標を持っています。それは、人々に導きと知恵をもたらすことです。

キリスト: そうですね、ムハンマド。私たちは今日、英語を通じて若い魂たちに光をもたらします。家で学ぶ皆さん、心配することはありません。私たちと一緒に、楽しく学びましょう。

ムハンマド: その通りです、キリスト。知識は力です。そして、言語を学ぶことは、世界を理解する扉を開くことです。皆さん、自信を持って前に進みましょう。どんな小さな一歩も、大きな旅の始まりなのです。

キリスト: 素晴らしい言葉ですね。皆さん、今日の学びが、あなたの未来への希望の種となりますように。さあ、一緒に英語の世界を探検しましょう。

ムハンマド: はい、そして忘れないでください。失敗を恐れることはありません。それは学びの過程の一部なのです。私たちは皆さんの側にいて、励まし続けます。

キリスト: その通りです。皆さんの中にある無限の可能性を信じてください。さあ、楽しい学びの旅を始めましょう!

なりきり解説

キリスト: ムハンマド、今日は「様々な受動態」について教えていきましょう。私の教えでよく使われる「愛される」という表現を例に挙げてみましょうか。

ムハンマド: 素晴らしいアイデアですね、キリスト。受動態は行為を受ける側に焦点を当てる表現方法ですね。では、あなたの例を聞かせてください。

キリスト: そうですね。例えば、

You are loved by God.
(あなたは神に愛されています)

この文では、「あなた」が主語となり、愛される対象になっています。

ムハンマド: なるほど。イスラームの教えでも愛は重要なテーマです。では、過去の出来事を表現する場合はどうなりますか?

キリスト: 良い質問ですね。過去の受動態では、be動詞が過去形になります。例えば、

The Ten Commandments were given to Moses.
(十戒はモーセに与えられました)

ここでは、「十戒」が主語となり、「与えられた」という行為を受けています。

ムハンマド: 理解しました。イスラームの歴史でも似たような表現ができますね。例えば、

The Quran was revealed to Muhammad.
(クルアーンはムハンマドに啓示されました)

これも過去の受動態の例ですね。

キリスト: その通りです。さて、未来のことを表現する場合はどうでしょうか?

ムハンマド: 未来の受動態は少し複雑になりますね。助動詞を使う必要がありますが、基本的な構造は同じです。例えば、

Peace will be achieved through understanding.
(平和は理解を通じて達成されるでしょう)

この場合、will be + 過去分詞の形を使っています。

キリスト: 素晴らしい例ですね。私たちの教えも、未来への希望を示すものが多いですからね。他の助動詞を使った例も見てみましょう。

Kindness should be shown to all people.
(親切はすべての人々に示されるべきです)

ここでは、should be + 過去分詞の形を使っています。

ムハンマド: なるほど。道徳的な教えを表現するのに適していますね。では、可能性を表す場合はどうでしょうか?

キリスト: その場合は、can be や may be を使います。例えば、

Miracles can be performed by faith.
(奇跡は信仰によって行われることができます)

The truth may be found in unexpected places.
(真理は思いがけない場所で見つかるかもしれません)

ムハンマド: 素晴らしい例ですね。これらの表現は、私たちの教えの本質をよく表していると思います。さて、特別な形の受動態についても触れておきましょうか。

キリスト: そうですね。例えば、「~に興味がある」という表現は特別な形の受動態です。

Many people are interested in spirituality.
(多くの人々が精神性に興味を持っています)

この場合、be interested in という形で「興味がある」という状態を表現しています。

ムハンマド: なるほど。似たような例として、「~に驚く」という表現もありますね。

People were surprised at the prophet's wisdom.
(人々は預言者の知恵に驚きました)

ここでは、were surprised at という形を使っています。

キリスト: そうですね。これらの表現は、人々の感情や反応を描写するのに役立ちます。最後に、by以外の前置詞を使う例も見てみましょう。

The teachings are known to many cultures.
(その教えは多くの文化に知られています)

ここでは、be known to という形を使っています。

ムハンマド: 素晴らしい例ですね。受動態は、私たちの教えや歴史を表現する上で非常に重要な文法ですね。学習者の皆さん、これらの例を参考に、自分の経験や思いを英語で表現してみてください。

キリスト: その通りです。言葉は思いを伝える道具です。受動態を使いこなすことで、より豊かな表現ができるようになります。皆さん、恐れずに練習してください。間違いは成長の証です。

ムハンマド: そして、忘れないでください。言語の習得は旅のようなものです。一歩一歩、着実に前進していけば、必ず目標に到達できます。私たちは、皆さんの学びの旅を祝福し、応援しています。

キリスト: アーメン。では、この教えが皆さんの心に届き、実りある学びとなりますように。

まとめ

ムハンマド: さて、キリストとの会話を通じて学んだ「様々な受動態」についてまとめてみましょう。

  1. 基本的な受動態の構造

    • 〈主語 + be動詞 + 動詞の過去分詞形(+ by ~)〉

    • 例:You are loved by God.
      (あなたは神に愛されています)

  2. 過去の受動態

    • be動詞を過去形(was/were)にする

    • 例:The Ten Commandments were given to Moses.
      (十戒はモーセに与えられました)

  3. 未来の受動態

    • will be + 過去分詞形を使用

    • 例:Peace will be achieved through understanding.
      (平和は理解を通じて達成されるでしょう)

  4. 助動詞を使った受動態

    • should be + 過去分詞形:
      Kindness should be shown to all people.
      (親切はすべての人々に示されるべきです)

    • can be + 過去分詞形:
      Miracles can be performed by faith.
      (奇跡は信仰によって行われることができます)

    • may be + 過去分詞形:
      The truth may be found in unexpected places.
      (真理は思いがけない場所で見つかるかもしれません)

  5. 特別な形の受動態

    • be interested in ~:
      Many people are interested in spirituality.
      (多くの人々が精神性に興味を持っています)

    • be surprised at ~:
      People were surprised at the prophet's wisdom.
      (人々は預言者の知恵に驚きました)

  6. by以外の前置詞を使う受動態

    • be known to ~:
      The teachings are known to many cultures.
      (その教えは多くの文化に知られています)

これらの受動態の形を使いこなすことで、より豊かな英語表現が可能になります。自分の経験や思いを表現する際に、これらの形を積極的に活用してみてください。言語の習得は継続的な練習の結果です。間違いを恐れず、常に前進する姿勢が大切です。あなたがたの学びの旅が、祝福に満ちたものとなりますように。

練習問題と解説

キリスト: さあ、学びを深めるために、いくつかの練習問題に挑戦してみましょう。私が問題を出題し、ムハンマドが解説をしてくれます。準備はいいですか?

(1) 次の文を受動態に書き換えなさい:
People speak English in many countries.





解答:English is spoken in many countries.
解説:「人々が英語を話す」という能動態を、「英語が話される」という受動態に変換しています。主語が「English」になり、動詞が「is spoken」という受動態の形になっています。

(2) 次の文の空欄に適切な語を入れなさい:
The holy books ( ) ( ) with great respect.





解答:The holy books are treated with great respect.
解説:「聖典が大いなる敬意を持って扱われる」という意味の文です。現在形の受動態なので、are + 過去分詞形(treated)を使用しています。

(3) 次の日本語を英語に訳しなさい:
その教えは多くの人々に理解されるでしょう。





解答:The teachings will be understood by many people.
解説:未来の出来事を表す受動態です。will be + 過去分詞形(understood)を使用しています。「多くの人々によって」は by many people と表現します。

(4) 次の文を否定文に変えなさい:
The temple was built in the 15th century.





解答:The temple was not built in the 15th century.
解説:過去の受動態の否定文です。was の後に not を挿入することで否定文になります。

(5) 次の文を疑問文に書き換えなさい:
Love can be found in unexpected places.





解答:Can love be found in unexpected places?
解説:助動詞(can)を使った受動態の疑問文です。Can を文頭に持ってくることで疑問文になります。

(6) 次の文の下線部を適切な形に変えなさい:
The message (send) to all believers yesterday.





解答:The message was sent to all believers yesterday.
解説:過去の出来事を表す受動態です。was + 過去分詞形(sent)を使用します。

(7) 次の二つの文を、関係代名詞を使って一つの文にしなさい:
The prayer was written by a wise man. The prayer is recited every day.





解答:The prayer which was written by a wise man is recited every day.
解説:関係代名詞 which を使って二つの文をつなげています。最初の文が関係代名詞節となり、二つ目の文の主語を修飾しています。

(8) 次の文を、与えられた語を使って書き換えなさい:
People should respect all religions. (be)





解答:All religions should be respected.
解説:助動詞(should)を使った受動態です。be 動詞(be)と過去分詞形(respected)を使用しています。

(9) 次の日本語を英語に訳しなさい:
その奇跡は多くの人々に目撃されたかもしれません。





解答:The miracle may have been witnessed by many people.
解説:過去の可能性を表す受動態です。may have been + 過去分詞形(witnessed)という形を使用しています。

(10) 次の文の誤りを訂正しなさい:
The holy site is visiting by thousands of pilgrims every year.





解答:The holy site is visited by thousands of pilgrims every year.
解説:現在形の受動態では、is + 過去分詞形を使用します。visiting を visited に変更することで正しい文になります。

キリスト: 素晴らしい解説をありがとう、ムハンマド。皆さん、これらの問題を通じて受動態の理解が深まったことと思います。間違えても気にしないでください

よくある質問 (FAQ)

キリスト: 皆さん、学習お疲れ様です。ここからは、よくある質問にお答えしていきましょう。

Q1: 受動態はどんな時に使うのが適切ですか?

ムハンマド: 受動態は主に以下のような場合に使用します:

  1. 行為を受ける対象(目的語)を強調したい時

  2. 行為者が不明または重要でない時

  3. 客観的な印象を与えたい時、特に科学的な文章や公式文書で

例えば、"The holy scriptures are read by millions of believers." (聖典は何百万人もの信者に読まれています)という文では、聖典が主語となり強調されています。

Q2: 受動態の否定文と疑問文の作り方を教えてください。

キリスト: もちろんです。

  • 否定文:be動詞の後に「not」を置きます。
    例:"The message was not delivered." (そのメッセージは届けられませんでした)

  • 疑問文:be動詞を文頭に置きます。
    例:"Was the message delivered?" (そのメッセージは届けられましたか?)

助動詞がある場合は、その助動詞を文頭に置きます。
例:"Can the truth be known?" (真理は知ることができますか?)

Q3: by以外の前置詞を使う受動態の例をもっと教えてください。

ムハンマド: 喜んで。いくつか例を挙げましょう:

  • be made of ~:"The temple is made of stone." (その寺院は石で作られています)

  • be filled with ~:"His heart was filled with love." (彼の心は愛で満たされていました)

  • be covered with ~:"The mountain was covered with snow." (その山は雪で覆われていました)

  • be known for ~:"Jerusalem is known for its religious significance." (エルサレムはその宗教的重要性で知られています)

Q4: 受動態の現在完了形はどのように作りますか?

キリスト: 現在完了形の受動態は、以下の形で作ります:
have/has + been + 過去分詞

例:"The teachings have been passed down for generations."
(その教えは何世代にもわたって伝えられてきました)

Q5: 二重目的語の文を受動態にする際の注意点は何ですか?

ムハンマド: 良い質問ですね。二重目的語の文を受動態にする場合、通常は間接目的語を主語にします。例えば:

能動態:"The prophet gave the people a message."
受動態:"The people were given a message (by the prophet)."
または "A message was given to the people (by the prophet)."

両方の形が可能ですが、前者の方がより自然な表現とされることが多いです。

キリスト: 素晴らしい説明ですね、ムハンマド。皆さん、これらの質問と回答を参考に、さらに理解を深めていってください。疑問があれば、恐れずに質問することが大切です。学びの過程には終わりがありません。

もっと勉強したい人は・・・

ムハンマド: 皆さん、さらなる学びを求める姿勢は素晴らしいですね。ここでは、もう少し挑戦的な問題を用意しました。

【穴埋め問題】
(1) The ancient scriptures _______ (translate) into many languages over the centuries.





解答:have been translated
**解説:**現在完了形の受動態です。長期にわたる行為を表現しています。

(2) By the end of this year, the new temple _______ (complete).





解答:will have been completed
**解説:**未来完了形の受動態です。将来のある時点までに完了する行為を表現しています。

(3) The prophet's words _______ (must + record) for future generations.





解答:must be recorded
**解説:**助動詞(must)を使った受動態です。必要性や義務を表現しています。

(4) The pilgrims _______ (believe + bless) by their journey to the holy land.





解答:are believed to be blessed
**解説:**複合的な受動態です。「~と信じられている」という意味を表現しています。

(5) Kindness and compassion _______ (should + show) to all living beings.





解答:should be shown
**解説:**助動詞(should)を使った受動態です。道徳的な義務や推奨を表現しています。

【日本語訳問題】
(6) 彼の教えは何世紀にもわたって尊重されてきました。





解答:His teachings have been respected for centuries.
**解説:**現在完了形の受動態を使用しています。長期間続いている状態を表現しています。

(7) その古代の文字は、最近の考古学的発見によって解読されたと言われています。





解答:The ancient script is said to have been deciphered by recent archaeological discoveries.
**解説:**複合的な受動態を使用しています。「~と言われている」という表現と完了形の受動態を組み合わせています。

(8) 来月までに、新しい祈りの場所が建設されているでしょう。





解答:By next month, the new place of worship will have been constructed.
**解説:**未来完了形の受動態を使用しています。将来のある時点までに完了する行為を表現しています。

(9) その奇跡は多くの目撃者によって確認されたに違いありません。





解答:The miracle must have been confirmed by many witnesses.
**解説:**助動詞(must)を使った完了形の受動態です。過去の出来事に対する強い推測を表現しています。

(10) 平和は対話を通じて達成されるかもしれません。





解答:Peace may be achieved through dialogue.
**解説:**助動詞(may)を使った受動態です。可能性を表現しています。

【英作文問題】
(11) 宗教的な寛容さは、すべての社会で教えられるべきです。





解答:Religious tolerance should be taught in all societies.
**解説:**助動詞(should)を使った受動態です。道徳的な義務や推奨を表現しています。

(12) その聖なる遺物は、何世紀もの間、秘密の場所に隠されてきたと信じられています。





解答:The sacred relic is believed to have been hidden in a secret location for centuries.
**解説:**複合的な受動態と完了形を組み合わせています。「~と信じられている」という表現と長期間続いた状態を表現しています。

(13) 来年までに、新しい聖書の翻訳が完成されているでしょう。





解答:By next year, the new translation of the Bible will have been completed.
**解説:**未来完了形の受動態を使用しています。将来のある時点までに完了する行為を表現しています。

(14) その預言者の言葉は、何世代にもわたって口承で伝えられてきたかもしれません。





解答:The prophet's words may have been passed down orally for generations.
**解説:**助動詞(may)を使った完了形の受動態です。過去の可能性を表現しています。

(15) 真の信仰は、日々の行動を通じて示されるべきです。





解答:True faith should be demonstrated through daily actions.
**解説:**助動詞(should)を使った受動態です。道徳的な義務や推奨を表現しています。

キリスト: 素晴らしい問題と解説ですね、ムハンマド。これらの問題を通じて、皆さんの受動態の理解がさらに深まったことと思います。言葉の学びは、まさに人生の旅のようなものです。一歩一歩、着実に前進していけば、必ず目標に到達できます。

ムハンマド: その通りです、キリスト。そして忘れないでください、学びの過程で困難に直面することもあるでしょう。しかし、それこそが成長の機会なのです。諦めずに挑戦し続けることが大切です。

キリスト: アーメン。皆さん、この学びが皆さんの人生を豊かにし、世界をより良く理解する助けとなりますように。平和と祝福がありますように。

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