なぜGoogle Meetを選んだか
オンライン授業が始まるまで
ZoomとMeetを検討していました。
学校では教員にGmailのアカウントが既に配られており、Google Driveなども活用されていたので、Microsoft TeamsよりもG Suite for Educationで、という流れは既にありました。
とはいえ実際に利用するためには、新たなドメイン名の取得やG Suiteの環境設定、機能調査、IDの作成や配布といった準備期間が必要だったので、すぐにMeetでオンライン授業を行うのは厳しい状況でした。
実はおためしオンライン朝の会は、まだ児童にiPadを持ち帰らせる前だったこともあり、保護者の方のスマートフォンやパソコンといったご家庭のデバイスを使わせて頂き、Zoomで行いました。Zoomにはブレイクアウトルームといったグループディスカッションを行うのに便利な機能もあるのが良いところです。
この時には、カメラ固定の大切さやオンライン授業ならではの難しさを実感する良い機会となりました。子ども達が思いのほか楽しんでいたことも発見でした。
その後GW中の突貫作業の末、なんとか調査や準備を間に合わせ、オンライン授業はMeetでやることに決めました。
オンライン授業の様子
Classroom
スケジュールのお知らせや、授業で使う資料(PDFファイル)の配布を行う。
MeetのルームもClassroomにリンクを投稿しておくので、そこからルームに入る。
Meet
オンライン授業や朝の会・帰りの会の場
ClassroomとMeetを使う良さ
決め手はG Suiteという同じプラットフォームで動作しているアプリの連携の良さに期待したからです。子ども達がClassroomを開きルームのリンクを見見つけたら、あとは2回タップすればMeetのルームに入れます。
すぐに別々の部屋の行き来もこなすようになりました。
特に便利だったこと
ClassroomもMeetもG Suite のIDと紐づいているため、特に設定など行わなくても誰がルームに入っているかが一目瞭然で便利でした。
Meetでの会話を切らなければ、ClassroomやViscuitなど他のアプリを操作しながら通話を継続でき、質問を受けた時に便利でした。(これは他のツールとの比較は行っていないので、Meetだけが優位かは分かりません。)
心配したけど問題なかったこと
子ども達がまだ習っていない漢字が画面やボタンに使われていたので少し心配しましたが、一度場所を覚えてしまえば良いようで、全くと言っていいほど問題にはなりませんでした。
不便だったこと
Meetはルームの作り方が何通りかあり、何回も使えることもあれば一回限りで無効になってしまうこともありました。まだその違いが良く分かっていません。
機能の充実や画面の操作性も、今後より改善されていくのだろうと思います。
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