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国際協力キャリア支援の根底にあるものー日常や生活へのまなざし

みなさん、こんにちは。2021年より看板を変えて新装開店することにしました。ずばりやっていることは、前から変わらないのですが、「就職」というところだけに焦点を絞ってしまうと、会社なり団体なりの組織に属する、あるいは個人で独立した時点で、そこから始まる生活そのものがおろそかになってしまう気がしたのです。

2020年4月から12月まで、60名以上の大学生や大学院生の就職活動をささやかながらお手伝いしてきました。確かに、グローバルキャリアや国際協力の分野については、わたし本人の一次情報ばかりではなく、わたしが出会ってきたさまざまな仲間の生きざまを、就活生にシェアしてきました。

また、この分野については、わたし自身常に情報をアップデートしていますので、最新の情報を提供できていることも自負しています。

でも、何か違うんだよなあと思うこともしばしばです。それは、わたしとの出会いや話が、面談者にとっての啓発的体験となりうるかということです。今日、個人や団体が国際協力の実務経験を手軽にズームなどで発信できるようになりました。

さらには、開発途上国の現地サイトとオンラインでつないで、現地のひとたちとのリアルなやり取りを世界中にライブ中継することができます。オンラインスタディーツアーや、オンラインの海外旅行もブームとなっています。おそらく今までのリアルな体験だけではなく、オンラインの体験であっても啓発的な体験となって、個人の人生を変えていくことでしょう。

その中で、国際共創塾が提供できることは、気がついてしまった人、世界を舞台に生活したい人、そのような人の生き方全体を、生き方そのものを支援するようなTips(コツ)程度なことだと思います。

もちろん、仕事は大切なことです。生活の大半を仕事が占めているということも事実であり、その重要さを軽んじるものではありません。しかし、仕事は生活の「一部」でしかないこともまた事実です。

このカテゴリーでは、「グローバルキャリア支援」を応援するコラムを扱いますが、さらにそれをとりまく生活や生き方についても、ヒントになるような記事をアップしていきたいと思います。

2021年も、よろしくお願いいたします。

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