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【女性文系出身者のキャリア形成-事務系から留学、開発コンサルタントへ】


女性の働き方を考える

開発コンサルタントの女性の働き方という意味でも着目していただきたいです。わたしの働いていた開発コンサルタント会社でも、事務系で採用された女性スタッフが自分で勉強して開発コンサルタント業務ができるようになった人や、こちらの方のように退社して海外留学して研鑽をつんで社会開発系のコンサルタントになった方がいらっしゃいます。

20年前に学生さんたちに話していたこと

 わたしが現役当時、若手会という開発コンサルタントとNGO/NPOのスタッフや政府機関、そして大学生や大学院生のゆるやかなネットワークをよびかけて、業界最大手の2社の同世代の仲間と一緒に幹事をしていました。

勉強会とかまじめな活動もあったのですが、わたしの担当は主に飲み会(実は、望年会か新年会と夏の暑気払いの年に2回飲み会で集まる程度の活動しかしていませんでしたが)で、開発援助業界の外部者である大学生や社会人に話していたのは、とにかくどんな形でもいいから業界の中に潜りこめということでした。 

芝生の中に入ってみるということ

つまり、隣の芝は青いではありませんが、中に入らないと、なかなかその実態はわからないのです。特に国際協力の仕事は、公的な業務が多く、JICAなど国の仕事は、守秘義務が厳しいので内部情報が外に漏れることがほぼありません。 開発コンサルタントは国家機密も知りえる立場にいるんです。

だからこそ、内部で働いている人から直接聞いてみるということが、とても大切になってくるんですよね。 こちらで紹介されている松原彩子さんも、仕事をする中で、開発援助の現場で求められるものを知った上で、自分が本当にやりたいことをみつけて、そちらに全集中したということだと思います。 

なんとセミナーの動画がリンクされています。ぜひ直接、生の声を聴いてみてください。


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