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編み物はじめました #4 【円形編みが、いつの間にか扇風機に】

編み物をはじめた。
(編み物をはじめようと思った理由についてはこちらを参照)

今回は、前回も編んだ円形編みの応用で格子柄に編もうとしたら・・・
いつの間にか扇風機を編んでいた話だ。


成果物|扇風機

まずはこちらを見てもらいたい。

画像1


・・・扇風機?

でも実はコレ、最初から扇風機を作ろうなんて全く思っていなかった。

最初は円形編みの応用として、格子柄を作りたかったのである。
実際、扇風機のカバーっぽいところは格子状になっている。

図4

ただ、、、である。

格子状にしたい!という目的は達成できたのだが、そこは初心者。
「円形 × 長々編み × 格子状」 という組み合わせでの目の増やし方(円形編みは円の中心から編んでいって、外側に行くほど目を増やしていかないといけない)が分からなかったのである。

そして、お得意の「感覚」。
前回のコースターを編んだ際に細編みや長編みで円形を編んだため、「まあ多分これくらいやろ」と適当に編み始めてしまったのだ。

その結果、平面で円形になるはずのものが外側にいくほど円周の長さが足りず・・・ くるんとボウル状になってしまったのである。


本来ならここで失敗作となるが、よく見るとこのボウル状のもの、あれ?何かに似てない・・・?

「あ、そうか。なんとなく扇風機っぽいんだ」

そう、扇風機の羽根とカバーの部分に似ていたのである。
正確に言えば、羽根が回っている状態の扇風機のイメージだろうか。

こんなイメージ ↓ (例が恐れ多くもバリュミューダ)

もう扇風機に見えてしまうと仕方ない。
これを本当に扇風機にしてしまいたい衝動を抑えられなかった。


そこで、まずはカバーを繋げる棒部分(ここの名称何と言うんですかね?調べても出てこなかった)を作ることにした。
なんとなく、細編みでそれっぽい大きさを編んでくっつけたら円柱になる気がする。
そして、自分の中の工作魂が中に支えとしてつまようじを入れたらいいと言っている。それに従う。

図6

なかなかいい出来である。
ちょうどつまようじが入るくらいの大きさになった。


次は土台部分である。
円形編みであることは間違いない。棒部分を細編みにしたので、土台も細編みにしてみる。
数段編むと、「これ最後の段で目を増やさなかったら、ちょうどくるんとなって土台が平面から立体になるのでは?」と思い、やってみる。
するとものすごくいい感じに土台らしくなる。

自分は天才かと思う。

図7


そして最後はすべてをくっつける作業である。
これはすごく見た目がいい訳ではないが、まあそれなりにくっついて立体物にはなったという感じ。
ひとまず扇風機として自立したので良かった。

図8



今回の気づき

ということで今回の気づき。

① 失敗は成功のもと。 一時は失敗と思った円形編みも、扇風機として生まれ変わった

② 子供の頃に培った工作魂は大人になっても役立つ。 家にあるものや100均で十分にクリエイティブになれる

③ 編み物は目の計算と正確性が必要。なんとなくで編むと失敗したりする

④ 一方で、編み物は感覚でも編める。もっと編んでいくと、正確性と感覚のバランスがつかめてくるのかな?

⑤ 立体物を作ると、平面のときと比べていきなり工作感を感じる。 且つ、達成感を段違いに感じる


過去の「編み物はじめました」
編み物はじめました #0 【コロナではじまる編み物生活】
編み物はじめました #1 【材料購入、コースター作成】
編み物はじめました #2 【長々々・・・編みやってみました】
編み物はじめました #3 【細編み・・・?引き抜き編みの位置は?】

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