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インスタの女の子に泊まらせてと言われた時の話。

今回は大して顔面偏差値も良くない私が可愛い女の子とインスタで繋がり、何故か実際に会うことになった時のお話です。

自撮り界隈なんて言葉がありますが、SNS上には可愛い女の子やイケメンはウジャウジャ居ますよね。

まぁ私は自撮り界隈の人間ではないので、そうそう自撮りなんて載せませんが。

インスタでは自分が可愛いと思った女の子をフォローして、ただいいねを押す人。

たまにストーリーズで気になったことがあれば介入する程度。

元々、女の子の悩みを聞くのが大好きなので、相談に乗る時もあります。

そこで、とある女の子とやりとりをすることがありました。

あのギャな黒髪女子、18歳で恋に悩んでおりました。

高校生の時に好きになった担任の先生と卒業後に付き合ったそうで。

その時点で、マジか、と思いましたが。

なんでも親にそのことがバレて、猛反対され、大学を卒業するまでは連絡を取るな。なんて言われてしまった彼女。

まぁ普通なら、そんな彼氏どうせダメだろ、なんて大抵の人が言うでしょうね。

私は彼女の意見を尊重しつつ、応援しました。

なんなら彼氏にこうしてもらったらいいんじゃないか、親に認めてもらうために出来ることをアドバイスしたり…

そんなDMをやりとりしてしばらく経ちまして、たまたま彼女のストーリーに上がっていたお店がいいなと思ったので、行きたい!とDMを送ったんです。

「私もまた行きたいと思ってるんだ」

「一緒に行こうよ!もし無理なら一人でも行ってくるわ!」

「え、それなんか悲しい、いっしょにいこ!」

チャンスは無駄にしない主義なんで、ノリに身を任せて会う約束をしました。

「東京に今度あそびにいくからそのときにしよ!」

ん?ちょっと待て、俺は東京住みなんですけど、彼女がどこに住んでるのかよくよく考えたら知らなかったんですね、半年くらい。

まぁいきなりどこ住みなの?みたいに聞いてる人もよく居ますけど、私みたいな人間は出会い厨に見られてしまうので相手から言わない限り極力聞きません。

どこに住んでいようが気にしない。

さすがに気になってその時は聞きましたけどね。

そんなこんなで楽しみにしていたわけですが、ここでまさかの展開が訪れます。

従姉妹と東京に遊びに来ているらしく、DMで楽しんできてね〜なんて言って。

そしたら急に彼女からDMで…

「東京住みだよね?」

「うん、そうだよ」

「もし良かったら泊まってもい?」

おいおいマジかと。なにこれ。

「泊まるのはいいけど、俺明日仕事だから朝早くなるけど、それでもいいなら良いよ」

「終電なくなるからいとこのお家に泊まろうと思ってたんだけど、ワンチャン行くかも」

そんなやりとりをしつつ、もし来てもいいように、LINEも教えてあげました。

「東京駅まで迎えに行くわ」と伝えるフッ軽っぷり。

そこまでしないとね。

私も転んでもタダでは起きませんし、チャンスは拾うもの、そして多くは望まない。

もっと言うと"泊まっていいよ"とは言いましたが、私は実家暮らしなので、泊まるとしたらラブホしかないなと。

まぁなにも起こらなかったらそれはそれでいいかなと思いつつ…

その日の夜。

「いとこに友達のとこ行ってくる!って言ったから大丈夫!」と来たので。

飛んで行きますよね。

「あ、居た」

東京駅で彼女と初めて出会いました。

もちろん写真は加工ばっちりなのはわかっていましたが、実際も自分好み。

「え、めっちゃ可愛いやん」

「やだ、はずかしい…」

照れながらモジモジする彼女が愛おしくて、印象も悪くなさそうだなと。

思い立ったが吉日、私は彼女が迷子にならないように的な感じで手を繋ぎ、東京駅を歩きました。

「男の人と手を繋ぐの久しぶり…彼氏と以外なかったから…」

「そうなんだ、それなら手離そうか?」

「ううん、このままがいい…」

「良かったのか?こんな得体の知れない男と泊まるとか…」

「うん、悪いことしたくなっちゃって…」

「悪い子だなぁ、俺だったからいいものの」

「悪い人じゃないし…あんまり見ないでー、はずかしい」

エスカレーターで登るとき、体を寄せて見つめてあげました。

あ、キスできるわ。と思いましたが、そこは我慢して目的地まで電車で移動。その間もずっと手を繋いであげました。

「あ、そうだ…替えの下着持ってきてないから買ってもいい?」

途中、ドンキで下着を一緒に選ぶことに。女の子と下着を選ぶのも楽しいものですね。

そしてラブホへ

まぁここで何も無しに、おっ始める気はございません。

私は次の日仕事にも関わらず、なぜ急な誘いに思いっきり乗ったのか。

ちょうど日付が変わるタイミングが奇しくも彼女の誕生日だったのです。

誕生日なのにって話題はなるべく出さないようにしていました。

ラブホの部屋に着き、誕生日になった瞬間、私はその日の内に予め用意していたプレゼントを渡しました。

そんな都合よく行くかと思いましたが、備えあれば嬉しいなってことで。

めちゃくちゃ喜びますよね。

そこでご想像通りの一夜を共にしたわけですが、彼氏さんが居ようが、その時だけでも愛し合えたら幸せじゃないですか。

まさかここまで展開するとは思ってもみませんでしたが、こうなりゃいいなと思うことを実現する人間なので。

地道な努力と時の運は大事。

ワンチャンで終わりかと思いましたが、朝までイチャコラして、私が仕事に行く時は途中まで付いてきてくれたり。

付き合うことができました。あんなに先生のことを一途に想っていたのにね。

その後も何度か、デートを重ねまして。

最終的には別れを告げられたので、別れてしまいましたが、いっときでも付き合えたのはありがたかったですね。

そんな彼女も今やフォロワー1万人越えの女の子として、インスタで活躍しています。

人生ってほんと、何が起こるか、わかりませんよね。

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