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支えてくれた、ひーちゃん/「書く習慣」Day16 あなたの1番大切な人は?

\「書く習慣」1ヶ月チャレンジ Day16/

比較的、田舎に生まれた私。
小学校から中学校のメンバーもほとんど変わらないし、
どこかへ出かけるにしても、電車で先に行かないと、都会にも出られない。
そんな時に、学生時代の同級生が教えてくれたのが、ブログだった。
私も、始めてみた。

最初は、自分が行った場所、気に入って買った雑貨のことを書いていたが、
そのうちに、自分の好きな漫画(銀魂)について書き始めた。
私は絵が描けない人間だけど、単行本の表紙の写真を載せたり、漫画が好きアピールをしたりしていた。

そうするうちに、このnoteのように、他のブログへ遊びに行き、
同じ漫画が好きな人と友達になった。
ある日出会ったのが、ひーちゃんだった。

ひーちゃんは、年上のようだった。
たぶん、7歳ぐらい離れていたかもしれない。
はっきりと聞いたことはないけれど、話の様子から、きっと、そう。
ひーちゃんは、とても絵が上手だった。
キャラが似ているし、色使いも上手。
そして、漫画への愛が溢れていたし、当時流行っていたチャットに、
絵が描けない私のことも誘ってくれて、私も見よう見まねで絵を描いたり。
一緒に過ごした時間が、とても、楽しかった。

そして、私は受験シーズンを迎えた。
初めての受験に対して不安もあったけれど、
勉強の合間にひーちゃんと話す時間は、息抜きになっていたと思う。
外の世界を知らない私にとって、ブログでの出会いは新鮮だったし、
ひーちゃんの周りに集まってくるお友達も、とても親切で素敵だった。
年上からも、年下からも好かれていたひーちゃん。
私が無事受験を終えて、合格を報告した時、
ブログの仲間もとても喜んでくれたし、
ひーちゃんも、得意のイラスト付きで、おめでとう!と、たくさん伝えてくれた。

ひーちゃんからのイラストやメッセージは嬉しくて、今もパソコンに画像を残していたり、印刷してファイルに綴じているのもある。

ある時、ひーちゃんはブログの更新を止める報告をした。
段々、絵を描くのが疲れてきたのかもしれない。
もしかすると、現実と向き合わなくてはいけないとか、
漫画を一度ストップしたかったのかもしれない。
…漫画を好きな気持ちが、しぼんだのかもしれない。

それから、ひーちゃんにブログ内でメッセージを送っていたけれど、段々それもなくなっていったと思う。
そして、ひーちゃんとの別れ。
ヤフーブログが閉鎖されたのだ。

ひーちゃんの連絡先を聞いておけばよかったな。まだ、あの時は子供だったし、どうしたらよいのかも分からなかったのかもしれない。
お互いに顔も知らなかったけど、メッセージ欄でお話してきたり、絵を交換したり。
リアルタイムでお話した時間は、とても貴重だった。
ひーちゃんと、またお話できる日がきたら、とても嬉しい。
(当時のブログは、まきあーと名ではありませんでしたが、
ひーちゃん、この記事でピンと来たら、メッセージを!)

ひーちゃんは、私の青春時代の大切なお友達です。


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