2020年度すがもプロジェクト総集編!後編
すがもプロジェクト総集編 今回はいよいよ後編となります。
中編はこちら↓
〈東北復興活動班〉
【活動概要】
1.これまで南三陸に関わってきた大正大学生やOB OG、南三陸をよく知らない学生に対して震災から10年を迎えた南三陸の現在の町の様子、変化を伝える。
2.震災後から立ち上がって活動し、サービスラーニングでも多々関わってきた人々の復興のストーリーや今後の関わり方を紹介することによって人や活動を認知してもらうとともに南三陸の人の強さや人柄を伝える。
【目標】
1.去年や今年はコロナウイルスが影響を及ぼしているが、今後どのような事が起こるか分からない。このように関係が薄れてしまう状況になったとしても、南三陸と繋がる方法やオンラインを使った新たな方法を編み出し、今後も南三陸との関わりを築いていく。
2.何年経っても震災のことを伝えていかなくてはならないため、震災のことを若者が知るきっかけを作ることや、震災から立ち上がった南三陸の新たな魅力を発見し、発信していく。
【活動内容】
5~8月
・南三陸オンラインツアーを実施
宮城県南三陸町の復興を考えることを目的としたツアーを長期休暇ごとに計画・実施している。今回は、新型コロナウイルスの影響でオンラインでの開催となった。「南三陸をよく知らない人でも、楽しく学ぶことができる」をコンセプトに企画を進めていった。普段のツアーでは立ち入れない場所に行ったり、自宅に居ながら南三陸を周遊出来たりとオンラインならではの楽しさが目白押しとなった。
(画像:オンラインツアーの様子)
10~11月
・南三陸ツアー映画『南三陸で会えるわたし~サービスラーニングツアー~』完成披露試写会の実施
2019年撮影の、南三陸ツアー映画『南三陸で会えるわたし~サービスラーニングツアー~』完成披露試写会を鴨台祭で生配信を行った。
鴨台祭当日は、映画主演のOB・OGを招き、南三陸や、撮影当初を振り返った。
11月~
・東日本大震災追悼イベント「復興祈」の企画開始
南門活用計画班、東北復興活動班との合同イベントで2月27日にYouTube Liveで行う。南三陸の現状や、南三陸に住む人たちの人柄や強さを伝えるため、日夜準備に励んだ。
【東北復興活動班 関連記事】
<南三陸オンラインツアー準備段階>
<南三陸オンラインツアー>
<「南三陸で会えるわたし」映画試写会>
<活動報告の詳細>
【SPSから1年を振り返って】
今までは、周囲の状況を見てサポートをする立場は経験がなく、最初は不安もありました。
しかし、SPSとしての活動を通して日々班員と共に切磋琢磨し、お互い高め合いながら、大きく成長できました。
この1年間、コロナ禍で現地に行けない中でも出来ることを探して南三陸町の魅力を発信し、南三陸町を新たに知って、いい町だな、行ってみたいな、と思ってくれる学生を増やすことができたことはとても嬉しく、同時にやりがいを感じました。
最後のイベントでもある2月27日の復興祈に向けて、班員と共に最後まで頑張っていきたいと思います。
(心理社会学部・臨床心理学科・4年 遠藤桃加)
〈メディア班〉
【活動概要】
大学創立100周年に向け、大正大学生や巣鴨地域のメディアになり、学生と地域をつなぐプラットフォームを作ることを目的として活動する。
短期的な目標としては、大正大学のメディアになるため活動をしている。
【目標】
今年度の目標として、あるきめでぃあのnote記事の「スキ総数」が150。
あるきめでぃあのTwitterフォロワー数が150人になることを目指す。
5~9月
・インタビュー記事作成
サービスラーニング2D すがもプロジェクト各班の活動記録記事作成を行った。当初メンバーは3人で、記事を作成すること自体初めて経験だった。職員さんや齋藤先生の助けもあり7班分の記事を作成した。作成した記事はnoteで公開中。
(メディア班のインタビュー記事は齋藤先生が担当)
9~10月
・「あるきめでぃあ」ロゴ作成
メディア班が運営するSNS「あるきめでぃあ」(Twitter、note)で使用するロゴを作成した。
10月
・カウントダウン動画制作
サービスラーニングⅡ-Dすがもプロジェクトで鴨台祭に参加をすることが決定した。各班の企画を盛り上げるためにカウントダウン動画を制作した。
(画像:鴨台祭カウントダウン動画の切り抜き)
10~11月
・南三陸ツアー映画『南三陸で会えるわたし~サービスラーニングツアー~』完成披露試写会の実施。
東北復興活動班と共に、南三陸ツアー映画『南三陸で会えるわたし~サービスラーニングツアー~』完成披露試写会の運営を行った。
(画像:完成披露試写会の様子)
12月
・Twitter1日30ツイート企画
Twitterのフォロワーを増やすべく、1週間毎日30ツイートを目標にツイートを投稿した。15人のフォロワー増という結果になった。
(画像:あるきめでぃあのツイートアクティビティ)
12月~1月
・各種マニュアル作成
「インタビュアー記事体裁マニュアル」や「あるきめでぃあソーシャルメディアポリシー」などの、メディア班を運営していく上で重要なマニュアル作成をした。
上記活動は、あるきめでぃあ(Twitter、note)に集約されています。下記URLからぜひご覧ください。
【メディア班 関連記事】
<note>
<Twitter>
<活動報告の詳細>
【SPSから1年を振り返って】
人を統べるということはとても難しく、大変ということを学びました。まず、SPSが指針を示さなければ何も始まりません。指針を示して指示をしても、班員に了承を得てもらえない可能性もあります。それを踏まえ、企画を実施する上で、周りに当事者意識を持たせることが重要ということも学びました。班員はもちろん、サービスラーニング全体に、企画を進行させながら共同体という感覚を持たせることが鍵になると感じました。
SPSを担当する機会をもらったことで今までは考えもしなかったことに視点を向けるきっかけになったので、経験してよかったです。
(心理社会学部・臨床心理学科・4年 山本陸)
まとめ
いかがでしたでしょうか?初めての環境で戸惑うところが多い反面、おかげで様々な経験をすることができた1年でした。
今年度は新型コロナウイルスの影響で、授業も活動もリモート中心で行われてきました。毎週一回の会議や、活動の報告もリモートで行われていたため、コミュニケーションが図りづらいこともしばしば。
また、学食班や南門活用計画班などは、巣鴨の街や大学に学生がいる前提で活動計画をしていたため春学期は思うように活動ができなかったと思われます。
しかし、この状況下を逆手にとり、オンラインでのイベントを積極的に開催していきました。
歩こう巣鴨班・キャンパス農園班・祈りのまち巣鴨班では、鴨台祭でオンラインツアーを開催したり活動の様子が分かる動画を制作したりし、多くの学生に視聴してもらえる結果を生み出しました。
東北復興活動班は例年行ってきた南三陸ツアーをオンラインで開催しました。ツアーの結果は初めて参加した人も今まで参加した経験がある人も南三陸の魅力をオンライン越しで再発見する機会となりました。
そしてメディア班では今回をはじめ様々な記事の執筆、カウントダウン動画をはじめとした動画制作をすることが出来ました。記事の執筆はただ聞いた話を文字に起こすだけではなく、多くの人に読んでいただくために工夫を凝らしながら執筆していくことを学びました。動画制作も同じで、見やすい動画にするためにどうするかを考えながら表現していく大切さを学びました。
新型コロナウイルスが続く現在ということもあり、来年度の動きは未だ分からないところが多いです。しかし感染の収束が見えてきたら今まであたためていた「現地に足を運ぶイベントの企画」が出来るようになるかもしれません。私たちすがもプロジェクトは、これからも「楽しいイベントにする!」「多くの人の目にとまるような広報をしていく!」その変わらない思いを胸に幅広くやっていきます!今後もぜひすがもプロジェクトにご注目ください! (SPSインタビューは2月15日に行いました)
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