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SPSとして思いを語る【ユナイトすがも班の場合】

はじめに

こんにちは! ユナイトすがも班SPSの橘俊幸です。
もう少しで卒業を迎える時期となってきました。
そして、2年間SPSとして携わった「ユナイトすがも班」の活動も終わりを迎えます。
SPSとは、すがもプロジェクトの班におけるリーダー的立場の人のことです。後程詳しく説明します!
そこで今回は、今年度、ユナイトすがも班のSPSをやってみての思いを書いていきたいと思います。最後まで読んでもらえると幸いです!

班の紹介と今年度の活動

私がSPSを務めた「ユナイトすがも班」のユナイト(unite)は、団結する、結束する、併せ持つという意味があります。大正大学生が所属している既存のコミュニティだけではなく、普段関わりがない人たちとすがもという地域で新たなコミュニティを作り、多様な価値観、視点を手に入れ大学生活をより充実させてほしいという思いから、2年前に「歩こう学食in巣鴨班」から名称を変更しました。
今年度は、本学生と巣鴨の街・人をつなげることを目的に4つの企画(1つは現在進行中)を行ってきました。

4つの企画をやってきた中で、班員と地域、大学と地域を繋げる企画、知ってもらう企画は実施できました。しかし、学生と地域をつなげることはあまりできませんでした。本学の学生が巣鴨という地域を知り、地域に踏み出して、学生同士、学生と地域の方のコミュニティを作ってもらうには、まだまだ課題が多いと感じます。

SPSの思いを語る

SPSとは?

そもそもSPSとは、すがもプロジェクトスタッフ(Sugamo Project Staff)の頭文字を取ったものです。役割は、授業を履修してくれた履修生と教職員の間に立ってプロジェクトを円滑にすすめるためのサポートをすることです。

SPSをやってみて

私自身、SPSをやってみて「どのようにリーダーシップを取っていくのか。自分のリーダーシップとは?」の2点を非常に考えさせられました。
昨年、SPSに着任した際は私含め3名と共にユナイトすがも班を牽引してきましたが、今年度からは5人体制と規模が大きくなりました。
ユナイトすがも班内の立ち振る舞いとして、昨年度は自分が前に出て引っ張っていくスタイルを取っていましたが、人数が増えるにつれて考え方が変わりました。自分が班を引っ張っていくよりも、環境を整え、挑戦できる場を整える方が班員の成長につながるのではないかと考え、後ろから後押しするスタイルに変えました。
最初は、SPSは自分から引っ張っていく必要があるのではないか、自分が先頭に立って活動した方が班員の成長につながるのではないかと思うこともありましたが、今振り返ると、支えることで班員のやりたいことができたと思います。そして、自分自身としても、客観的に状況を見て班の運営ができたと感じています。

SPSをやるうえで心がけたこと

今学期は班のメンバーが活動を楽しめるかを自分の中のテーマとしていました。大変だけどやってて面白い部分、学びになる部分が活動の中心になるように、そのほかの部分はSPSがやるべきだと考えていました(実際には班員の皆様に協力してもらった部分もありますが、、、)。
個人的にこのすがもプロジェクトは、「自分はどんなことができて、何をやっている時が楽しいのか」を企画のPDCAを回して発見し、伸ばすことかなと思ってます。そんな手助けをしていくのがSPSであり、それを心がけてきました。

教職員とプロジェクトを進めていく中で

このすがもプロジェクトは教職員と共に活動しています。教職員と意見を交わしながら進めていくので、時にはぶつかったりすることもありました。特に印象に残っていることは、昨年の秋学期の企画を話し合うミーティングです。職員とともに意見を出し合って、やりたい企画が決まり、やっていこうとしたときに、「ほんとにそれ出来るの?」という言葉は衝撃的でした。そこから白紙に戻り、何をしたらいいのかわからず、何もできずに終わってしまいました。「ほんとにそれ出来るの?」や「スケジュール大丈夫?」はこの2年間で何回も聞いた気がしますが、その場ではいつも「なんで今いうのだろうか?」と疑問に思いました。しかし、振り返ると「確かに」と納得するアドバイスでした。自分の視野の狭さを毎回実感していました。
自分がすがもプロジェクトを受講生として参加した際に、初めての会議で継続生を厳しめに指摘していたのが教職員の印象でした。SPSになった当初はうまくやっていけるのだろうかと不安でしたが、今では頼れる存在です。

印象に残っている活動は

今年度行った「今ドキの大学図書館探偵ツアー」の当日のツアーの引率は自分の中で衝撃的でした。このツアーでは、図書館を回った後、本の読み聞かせをすることがきまってました。ツアーが始めるまではどんな人をアテンドするのかわからなかったのですが、読み聞かせもあるということで、親子に対してするのかなと考えていました。当日になってみると、シニアの方を私がツアーすることになったので、本当に緊張しましたし、今までにない体験だと感じました。大学にいると自分とと年齢が近い方と話す機会が多いので、自分と年が離れている方とのコミュニケーションは、新鮮で、学びになることが多かったと感じました。

おわりに

今回はSPSの思いを語る記事ということで、自分が思っていたことを言語化してみました。言語化をすると、自分を客観的に見れて面白いなと感じます。
筆者の私は、3月で本学を卒業する予定ですので、大学生活と共に、このユナイトすがも班での活動も終わりを迎えようとしています。
2年次からすがもプロジェクトの授業を履修したことで、なにごとにも挑戦ができるようになり、充実した大学生活を送ることができました。
この場を借りて、すがもプロジェクトを通して関わってきた全ての人に感謝を申し上げます。

後輩の皆さんへ

すがもプロジェクトは「簡単に挑戦することができる場所」だと感じています。そして「できること」を見つけられる場だと感じてます。この自分にもできることを見つけることは重要と感じています。私も大学生活の中で長期インターンやコンペティションに参加してきましたが、参加するきっかけはこのプロジェクトで「できること」を見つけたからです。それが自信となって色々なことに挑戦できたと思います。ぜひ皆さんにはすがもプロジェクトを活用して、自分に「できること」を見つけてもらい、自信をつけてもらえたらと思います。そして学内外で色々な活動に挑戦してもらいたいです!

社会共生学部公共政策学科 4年 橘俊幸


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