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風水を知らぬ者がさらっとなでてお買い物。合ってるコレ?

これまでたくさん引っ越しを繰り返してきたけど風水を取り入れた記憶がない。そういった番組を見たり記事を読んだりするとちょっと気になって我が家を見渡すくらいはするけれど、さほど問題もないし、そもそも現況を心地よく感じているので深く追求したことはなかった。

なんだけど、今回ちょっと取り入れてみたのよね。きっかけはなんだったかな。絨毯のクリーニングを検索した時だったか財布の買い替えを思いついた時だったか、なにをどうしてたどり着いたかはよく覚えていないけど、とにかくどこかで「玄関マットなしはNG」的なワードに出会った。

あらそーなの?玄関マットは必須なの?

我が家は濡れること汚れること種まみれになることに超絶無頓着なぼんやり犬がいたため、玄関まわりにモノを置かなかった。なーんにも置いていなかった。ぐっしょぐしょのドロンドロンのギットギトが前足をそっと廊下においたりするもんだからすぐ拭き上げられるようにと。

ずぶ濡れワンコと簡素な玄関

でもそれダメなんだって。風水的に。てか風水除いてもちょっとダメらしい。

土間との段差が低いマンションなんかの場合はチリやホコリが簡単に乗り越えてくるからそれを防ぎましょうと。そして風水では人間の気は足裏から出ていくとされているそうで、外から持ち帰ったよくない気をまずそこで落として家の中に持ち込ませないということだそうだ。

いぬがいた時にこの情報に当たってもきっと目に留まらなかったと思うけど、我が家の運の象徴と信じて疑わなかった主役さんがおらんくなったいま「えー運気が下がるー?そんなん困るー」となる。

しかし風水って難しい。なにやらさまざま流派があるようで、大雑把には似たようなこと言ってそうなんだけど、そうかじゃあひとつ取り入れてみようかねと思うと、具体的なアイテムやカラーなんかの話になった途端みんないろんなこと言い出す。

たとえば今回の玄関マット。北玄関ならば白だアイボリーだベージュだピンクだオレンジだ、いや明るい緑だ、いやいやワインレッドだ、待て待て2022年の最強カラーは山吹色だと読めば読むほどがちゃがちゃしてくる。

ちなみに風水では8つの方位によってなんらかのおすすめがあるとのこと。家の中心から見たそれぞれの位置で判断していくらしい。東西南北からプラマイ15度とその間60度ずつの八方位。簡易的に表現するとこう。

描いてみた。ヒマか。

実は45度ずつじゃないことすら知らんかった。家の中心あたりに立ってスマホのコンパスを向けると、うちの玄関は北かなー北東かなーという感じ。

ざざざーっと流し見たところ、風水的に北は「水の方位」北東は「土の方位」で鬼門なので、清潔感重視で白・アイボリー・ベージュなど淡い色を。北玄関は陽が当たらない場所なので寒色・暗色を避け、暖色・明色をよしとするというような内容が大多数。あーそう、じゃあそのような方向で。

どうやら素材でよいとされているのは、綿や麻など植物繊維 > シルクやウールなど動物繊維 > アクリルなどの化学繊維の順っぽい。うちはもっぱら手織りウール派(シルクがよいが手が出ない)なのでそっち方面で探した。

以前パキスタン絨毯を購入したスウェーデン企業の日本語サイトを利用。

このサイトでサイズを絞り込む検索が大好きで、用事がなくてもいつまでも見ていられる。放っておくとお布団の中で寝落ちするまで見てしまう。目にも脳にも神経にもよくねぇ。

で、届いた。

簡易梱包推奨派であります

国内発送の過剰さをあざ笑うかのような超絶シンプル梱包。ガッチリ丈夫そうな袋を脱がすともう丸出し。はぁーサイコーサイコー。これでいいよホントに。

2枚組で届いたミニカーペット

必要なのは1枚だけだったけど、購入したのは2枚組。我が家の玄関はやたら狭い。リビングや洗面は無駄に広いのに廊下幅が小首傾げたくなるほど狭いのだ。横幅がおさまるサイズに限定すると抱き合わせの2枚組になってしまう。おそらく1枚だけの輸送は割りに合わないのだろう。空輸代考えると安過ぎなのではと思うオフ価格でお値打ち品だった。

びっくりしたのは商品の大きさ。2枚のカーペットに対して仕様説明の表記は○cm × ○cmのワンサイズ。てっきり最大サイズと思い込んでいた。今回の場合は左の大きい方の縦横であろうと。もしこの長辺がギリギリアウトだったとしても右の小さい方を敷けば問題ないよねという想定だった。

違った。見事に最小サイズだった。廊下幅は小さい方でみっちみち。大きい方は完全にオーバーで話にならんかった。マジかー。これ両方入り切らんかったらどーすんねん。

ま、思い込みで問い合わせもせん自分が悪いんやな。そう、それが世界。日本の丁寧さに慣れるといろいろ通用せんなー。あぶねーあぶねー。

まずはフリンジのカスタム

ビラビラたちが自由すぎるのでまずはちょっとお手入れ。長すぎるフリンジをカットさせていただく。ジョキジョキ。楽しい。スッキリ。これにて返品不可。ようこそ我が家へ。

ちなみに2枚目は当初寝室の予定だったけれど、敷いてみたら意外にしっくりきたので、こうなりました。

こたキャビンの足元へ

またひとつ我が家の不足が満ちました。ベージュベースに落ち着いたピンク系の手織りラグ。これで外からの悪い気は侵入しなくなるだろうか。よろしく頼みます。


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