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聴くけど聞かない


聞く 聴く 訊く の違い



そもそも
『聴く』ってどういうことだろうと
考えていた時期

『聞く』 は音・声を耳に受ける

『聴く』 は注意して受け止める 
     耳と目を使って十分に心を寄せて聴く とか言いますよね
     傾聴

『訊く』 は問いただす
     訊問 


という違いがあります

話をきくときに『聴く』を使った
聴くをするように心がけている

自分の中で『聴く』がテーマだった時がある
それは自分自身が
話を聴いてもらえていないような感覚があって
聞く ではなく 聴いてほしいと思ったから・・・

聴くけど聞かない

なんだそれ?という感じですよね

顔を見たら何かあったのかな?ということはわかる
そんな時に
「学校で何かあったの?」と捕まえて問いかけても
子どもは「別に・・・」というかもしれない

低学年のうちは
家に帰ってくるなり 「お母さん聞いて~」となるかもしれないけれど
高学年になるとそうもいかない

夫もしかり・・・

それって何かあったであろうひとのことを
思ってやっているつもりでも
実は有難迷惑だったりするんですよね

だからそんな時はあえて「聞かない」選択もありです

相手が何かあったと認識した
以上、おしまいです

その人が、今、話したいと思っているかどうかの
視点で見たことありますか??

・自分でも何をどう話していいかまとまっていない
・感情的になっていて話し出したら怒りとか悲しみみじめさがあふれてパニックになってしまいそう だから言いたくない
・一人にしてほしい

など・・・
相手の感情を無視して
こちらの都合で話をさせようとしても
相手は心を開かないよね

だから「聴くけど聞かない」

その話題には触れずにただ、ここにいるよだけのメッセージを伝える
それも言葉になんかしなくていい

たわいのない話をすることもあれば
黙ってコーヒーを飲むこともある



そんな空間の中で
相手は話したいと思うのを待つだけ

聴くときのポイント5つ

相手が大事な人であればあるほど
その大変な状態を解決してあげたいと思ってします

でもそれって自分の心配する気持ちを落ち着かせたいだけ
だよね

目の前で落ち込んでいる人に対して
あれやこれやとアドバイスをしてあげるのは逆効果になる


私は昔、娘のことが心配で
こんな方法はどうだろう?と先回りして言ってしまったことがある

その時、娘にぴしゃりと言われたことは
「もういい!!ただ聴いてほしいだけだったのに( ̄д ̄) 」
怒って部屋にこもってしまった

あ~~~やってしまった
ついつい心配して、この子が困らないように・・・
というか、娘がされて嫌だったことを
自分がされたかのように感じて
腹を立てて言ってしまったのだ

あるあるなのではないだろうか

ではどうするのがいいのか・・・

①目の前の人がどんな気持ちかをくみ取る努力をする
②この時、自分の感情はわきに置く
③自分はそうは思わないということも「あなたはそう思うんだね」と受け止める
④話を遮らず最後まで話し切らせてあげる
⑤質問をしてあげる

この質問がとっても大事なんだよね

この時も質問の仕方にはポイントがあるんだけれど
それはまた今度~

質問次第で相手の本当の気持ちが見えてくるよ


そうしたら問題は解決していなくても
話を聴いてもらったということで
すっきりしてしまう


そもそも問題なんかじゃなかった
という結末になることすらあるから~~~


答えは自分の中にあるって聞きますよね
それを見つけてあげるお手伝いができると
こちらまでうれしくなります

やってみてね(^_-)-☆





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