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チェンソーマンの愛は焼けつくような愛ダヨ(ネタバレ)

親の前で溺れそうになる夢を見た。高齢の親は命がけで私を助けようとするのではないか心配になったところで目が覚めた。目覚めた後も恐怖とも愛ともつかぬ感覚が抜けない、そのまま思考はチェンソーマンに突入した。

単行本3巻ラストの展開で、アキくんは生きる気力を全くなくしてしまっただろう。姫アキ推しの私といえど、アキくんが姫野のことを女として見ていたとは思えない。が、姫野の見せた焼けつくほどの愛は、アキくんのその後の人生を独占することになった、多分。

姫野は死を悟ったからこそあの行動に出たし、それまではアキが負傷した姫野のことを気にかけていた。お互いにバディとしての行動をしたまでだが、姫野の遺した言葉には、激烈な愛がこもってしまっていたね。

自分を愛したものが、自分への愛故に死んでいく恐怖?感動?愛された者はどう受け止めたらいいんだろうね。4巻以降のアキくんは、死にたさ極まった人間だろう。「もうすぐそっちへ逝きます」そんな心境を癒す数少ない時間が、新バディ悪魔の天使、いや天使の悪魔であり、デンパワだったはずだ。

夢のせいでアキくんの心情にシンクロしかけた、って話でした。チェンソーマンは普通に読んで感動している以上のもの、何かの瞬間に「あっ」と改めて気づくようなものが詰まっている。最新刊デンジの心境ももっと、もっと理解したい。


タツキ先生すごいよぉ〜_:(´ཀ`」 ∠):


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