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私が16歳の時、女としてピークを迎えたな、あとはもうおばさんになっていくだけだな。。生きていることになんの意味があるのだろう。と思っていました。

両親が大変仲が悪く、いつも喧嘩していました。大人は自己中心的で、子供がこんなに苦しい気持ちになっているのに、喧嘩はやめないし、何もしてくれない。それでも家庭崩壊はさせたくないので母親の話を聞きつつも父親の子分として生きていました。
私は幼稚園の先生にも学校の先生に基本的には心を開かず、怒られない程度に恥ずかしくない程度に上位の成績をとり、先生の思い通りになることに飽きた中学年の時はいつも学年の問題児と呼ばれる子たちとつるみ、それにも飽きるのでまたそこものらりくらりと抜け出し、文句を言われない程度の公立の中の上くらいの高校に入学しました。

生きることにも興味もないので、もちろん見た目にもさほど興味もなく、高校に入っても眉も整えず、ナチュラルにしていました。毛は濃ゆいほうにもかかわらず。当然男子とはクラスメイト以上の関係にはなりませんでした。

高校で少し荒れた友達の強い勧めにより眉を剃ることになりました。私のアイデンティティの一つであるふさふさの眉を剃り上げられまるでヤクザのようだと責めたため、少し友達とは不穏な空気になったほど。

すると次の日からクラスの男子の私を見る目が変わったことを今でも覚えています。中身は一つも変わっていないのに、眉が整えられただけなのに?私は人からかわいいと言われたりする謎の存在になりました。

そこで私はまたガッカリ。

心を綺麗にとか言ってるけれど、結局外見なのね。と。

そういうことなのね。あーそうですか。


じゃぁ可愛くなってやろうじゃない、そしたらどうなりまますか?


色黒で一重でスタイルは小学生男子の16歳は可愛いとはなんなのか?研究が始まります。

研究の成果は出ました。勉強もせずにずっとかわいいとは?モテるとは?あの人のもつあの雰囲気は?
見て試す。よーくイメージしてどれが重要なことなのか?試す。あの人が決してしないこと、悪いことは何?考えて試す。試して鏡を見る。試して鏡を見る。

そして研究の成果が出てとてもモテるようになりました。でもなんだか楽しくないのです。
なんなのでしょうか。


結局は女友達といる時のほうがリラックスして楽しかったし幸せだと気付きました。


19の時に出会った今の夫と付き合い出し、恋愛はそれで引退。そして重度のアトピー性皮膚炎になります。その時の話はまとめてあります。


そして今は考え方は変わりました。
美容は自分のためでなく人のためにあると考えています。外見を美しくして魅せることは、名前も知らない人を幸せにできるエンターテイメントであると思っています。

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