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「Don't Breathe 2」a.k.a. ジェダイの帰還

大傑作の1作目の公開当時から、既に2作目制作の話は上がっており

全くもって期待せず、なんなら劇場スルーでいいかな。と思っていた矢先…

期せずして望んだ2作目。

ナーメテーター(デデン♪デンデデン♪)


というのはネタでもなんでもなく、ある種ターミネーター、ターミネーター2的な構造でもありながら


しっかり1作目のフォーマットを継続しつつ、しっかりと最低で最高の裏切りを続けてくれるため

途中でダレることなく、見事なペース配分でホラーとアクションを折り重ねていく。


さらには制作会社ゴーストハウスピクチャーズの設立者であるサム・ライミ的なカット割りや笑いどころまであって


十二分に予想の遥か上を超えて行ってくれた。


しかしクライマックス、誘拐されて育てられた少女をあえて突き放すブラインドマンが放つ台詞は

「私はお前の父親(ではない)」


「もう救ってくれた」



これが意図的なものなのか、父と子の物語ではままある偶然なのか

しかしわざわざ天下のスターウォーズと台詞を被せる必要もなく…

個人的には最高の緩和剤として機能していたので堪らないものがありましたが


目を潰してブラインドマンを刺すシーンでは「あ!これホラーキャラ継承系の映画だったのか!」

と思いきや、ホラー映画好きへの裏切りも気持ちよく


なお継続してフェデ・アルバレスが深く関わるのであれば、どう続けたものかの3作目に期待が高まりますね。


旅立つ君に幸あれ


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