足るを知る
求めれば求めるほどに、辛くなり遠くに感じる。
何かを始めるには、まずは何かを学ばなければと焦る。
最新の機材や、物が必須であることのように感じ、無理をしてでも買おうとする。
満たされないと感じると、何かで心を埋めようとする。
これらができないと、物や知識がない自分を憐れむことになる。
全てを足し算で考えると、気づいた時には物に溢れ、身動きが取れなくなる。
自分で自分に足枷をかけているのと変わらない。
そのことに気づかないと、一生その場から動くことができない。
今あるもので本当は十分ではないか?
自分の本質は何なのか?
何かをやることに必ずしも、足し算をしなくてもいい。引き算をして、余分なものを削ぎ落としてからこそ、見える本質がある。
削いで削いで削ぎ切った先に、本当に自分に必要なものが初めて見えてくる。
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