知識を操る超読書術から学んだ、インプットの効率を上げる4つの方法
知識を操る超読書術 要約
読書の目的
・インプットの効率をアップするやり方
・読んでも忘れないようにするスキル
本を読む前の準備をするとアウトプットできるようになる
本を読んだあと、読んだ達成感はあるものの、あまり覚えていないことってよくあります。
何となく覚えているんだけど、言葉にできない。
説明を求められても、うまく話せない。ってことぼくは何度も経験しました。
なぜ、しっかりと読んだとしても頭にあまり残らないのだろう?
それは事前準備をしていないからです。
事前準備とは、「なぜ、自分はこの本を読もうと思ったのか」「その本からどんな知識を得たいと考えているのか」という目的を明確にすることです。
普通なら、なんとなく本を手に取り、最初から読むものだと思って読み進めます。
なんとなく読んでいくのです。
もちろん「なるほど」とか「取り入れよう」と思うことも多々あります。
ですが、そのまま読み進めることで抜け落ちていくんです。
もったいないですね。
目的が明確になっていれば、その目的の箇所を読むだけなので、抜け落ちは起きにくくなります。
本を読む前に「目的を明確にする」という事前準備をしましょう。
この準備をすることで、この本から学んだことが明確にわかるので、もちろんアウトプットもしやすくなります。
本から得た知識をアウトプットできるかどうかは、「本を読む事前準備」をしているかどうかで7割決まるそうです。
本を速く読み、しっかり理解する方法
読書をしたい人なら、誰しも速く読めるようになりたいと思っているはず。
もちろん、ただ速く読めるだけでなく、しっかりと理解できるテクニックが欲しい。
そのテクニックが「スキミング = 拾い読み」です。
速く読むのが無理なら、読むべき箇所を減らせばいいのです。
このスキミングは科学的に正しい「速読」になります。
スキミングを習得するためには「選ぶ力」が必要です。
「選ぶ力」とは、
パッと見て、知りたいことが書かれているからじっくり読んだ方がいいな、すでに知っている内容だから読まなくていいなって判断する力です。
この「選ぶ力」が身につけば大幅な時間短縮ができます。
スキミングの方法
1、事前準備
その本を読むことで何を手に入れたいのかを考えます。
コレを明確にすることで、読むべき箇所は10分の1にまで減らせます。
2、本の表紙をスキミング
ほとんどの場合、本のタイトルは本の内容をギュッと要約したものになっています。
タイトルとキャッチコピー、帯に書かれている紹介文をチェックします。
すると、その本が伝えようとしているメインテーマがわかります。
3、目次をスキミング
目次には、そこに書かれている内容がわかるようになっています。
なので、目次を読むだけで内容に対しての理解度は格段に上がります。
4、目的にあったところだけを読む
「すべて読もう」は集中力を消耗するのでダメです。
目次を見て自分の目的にあったところだけを読むようにします。
なので初めから読む必要はないのです。
自分で「ここ」と決めた章から開き、読んでいきます。
もちろんここでも、必要のないところは読み飛ばします。
スキミングの練習。「無料本」で読み捨てる勇気を持とう
10万字の本で5章構成であれば、1章分のページ数はおよそ30~40ページ。
そこをパラパラと拾い読みしていきます。
ささっと読み進めていけるのなら、その章は理解しやすく読みやすい章です。
でも、すでに知っていることが書かれている本だった場合には、あまり役に立たない可能性が高いので、スキップして他の章を読むか、別の本に切り替えましょう。
別の本に切り替えるとき、せっかく買った本なのにもったいないって感じますよね。
そんな時には、KindleUnlimitedがオススメです。
登録さえしていれば、無料で読める本がたくさんあるので気軽にスキミングの練習に使えます。
別の本に切り替えるのは、簡単な本だけではなく、難しい本でも切り替えが必要です。
パッと見てすぐに「ん?」と引っかかる難しい言い回し、知らない専門用語が目立つのなら、難易度の高い本だといえます。
無理に読もうとしないで別の本に切り替えるべきです。
時間がかかるばかりで挫折してしまうかもしれません。
基礎知識が読むスピードを上げてくれる
スキミングを効果的に行うためには、その分野の「基礎知識」が必要です。
なぜならスキミングとは、その本の中の言葉の意味を拾っていき、それが自分にとって必要な知識なのかを見分ける必要があるからです。
なので、まったく知らないジャンルの本はスキミングできません。
スキミングをする前に基礎知識を身につけます。
その時には、基本となる本、教科書や入門書を読むといいです。
知識を操るレベルになるには、ゆっくり着実に進むことが重要です。
まずは基礎知識を身につけ、土台を作ることが大切です。
インプットの効率を上げる4つの方法
1、インプットの効率をアップするためには「スキミング」をすることがベスト。
2、そのためには事前準備として、その本を読む目的を明確にします。
3、必要のない箇所は読み飛ばしましょう。欲張ってはダメ。
4、最初、スキミングは難しいです。なので「無料本」で練習をしましょう。
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