【要約・書評】DaiGo著:超効率勉強法から学んだ、アクティブラーニング

DaiGo著 超効率勉強法


アクティブラーニング

アクティブラーニングって知っていますか?

アクティブラーニングってよく聞きますが、しっかりとした説明ができる人って意外と少ないです。

では、アクティブラーニングってどういうものでしょう?



「アクティブな学習」という意味でしょうか?

これだと説明として弱い。

アクティブって英語じゃん!

もっと日本語にして、噛み砕いてみます。



すると、「積極的に学習すること」になります。



一言で言ってみましたが、べつに一言で説明しなきゃいけないというわけでもないです。

なので、アクティブラーニングについて説明していきます。


アクティブラーニングの姿勢

では、具体的にアクティブラーニングがどういうものかを説明していきます。

アクティブラーニングは、
授業を聞きながらノートを取るような受け身の姿勢ではなく、進んで頭を使いながら学びます。


授業を聞きながらノートを取るって、アクティブなように思えるけど違うんです。

これだけだと頭を使っていないかもしれません。

ポイントは、進んで頭を使うことです。


そこで、著者が強くおすすめしたいのが、

「アクティブすぎるほどのアクティブラーニング化」です。

生活のあらゆるシーンをアクティブラーニングの実践の場に変えていくのです。


著者の学力を激しくアップさせた「青チャートバラバラ勉強法」とは?

著者のDaiGoさんはみなさんもご存知の通り、ものすごく頭がいいですよね!

そんなDaiGoさんの学力を激しくアップさせた手法です。

これは、ものすごい手法に違いありません。

それが、「青チャートバラバラ勉強法」です。



DaiGoさんは学生のころ、数学の参考書の青チャートを持って職員室にいきました。

そして先生にあることをお願いしたそうです。

青チャートのページをバラバラにできるように、裁断をしてもらったのです。


そして、ページが切り離されたら、ページの順番をランダムに入れ替えました。

1、二次関数 2、三次関数 3、ベクトル 4、行列

              ↓

1、二次関数 4、行列 3、ベクトル 2、三次関数

これで、1から順に勉強をしなくて済みます。


これだとただ順番をバラバラにしただけで、

なんの効果もないように思えます。

ですが、3つのメリットがあるそうです。



「青チャートバラバラ勉強法」3つのメリット

1、応用問題に強くなった

いろいろなタイプの問題にランダムに取り組みます。

そうすることで、解法の幅が広がります。


普通に1ページ目から順に勉強すると応用問題に弱いままです。

次どんな問題が来るかわかると、刺激がありません。

何が来るかわからない状態で問題を解いていくことにより、応用が身についていきます。


順番通りの勉強では、1つの解法が他の解法を結び付かず、応用が利きづらい頭になっていきます。



2、試験に強くなった

テストでは、参考書の順番どおりに問題が出るはずないですね。

この「青チャートバラバラ勉強法」をすることで、

ちょっとやそっとの予想が外れたぐらいではびくともしません。


3、勉強に飽きなくなる

もっとも大きいメリットは、勉強に飽きなくなることです。

勉強の最大の敵は、「飽き」です。


どんなにいい勉強法を使おうが、「飽き」てしまうと身につきにくいです。

長く続けられなければ、実力は身につきません。


勉強が続かない人が多い理由は、

「先の予測がつきやすい勉強法」を実践してしまっているためです。


では、

飽きないようにするためにはどうすればいいでしょう。

それは、「次にどうなるだろう」と考えることです。



「青チャートバラバラ勉強法」は短時間で学習することが、ころころと切り替わります。

なので、同じジャンルをひたすらやるよりも、興味が長持ちします。


「青チャートバラバラ勉強法」のおかげで、何が飛んでくるかがわかりません。

なので、「次にどうなるだろう」と自然と考えます。

「青チャートバラバラ勉強法」は、飽きずに勉強が続けられる強力な勉強法です。


アクティブラーニング化するための2大ポイント

「アクティブラーニング」をシンプルに実践するためには、どうすればいいでしょう?

勉強をアクティブラーニング化する上で重要なポイントをみていきます。


①想起 

②再言語化

この2つが重要です。


想起を簡単に言うと、思い出すことです。

再言語化を簡単に言うと、自分の言葉に置き換えることです。


想起をすることで、脳がもっとも活性化します。

なので、思い出す作業をした直後は、記憶に最適な時期なのです。


勉強をするときには、「思い出す作業をどこかに組み込めないか?」と考えてみるべきです。


再言語化は、何かを理解するために大事ポイントになります。

十分に理解をしていないと、自分の言葉に置き換えられません。


なので、再言語化するために理解を深める必要があります。

簡単に意味をつかめない情報を処理したいときには、「再言語化」が欠かせません。


勉強をするとき、

何かを学ぶときには、

アクティブラーニングは欠かせません。

想起と再言語化をフル活用しましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?