いつか今日を振り返る日がくるだろうか

朝。朝食を食べてから少しばかりぼんやりして荷物の整理をしたり軽く掃除のような事をしたり。
ひととおり済んで水を汲みに行ったら、ロビーでスマホから昭和歌謡やらフォークソングやらを流してる人がいたので、おっ、となり、近くの椅子に座って聞き耳を立てる。アン・ルイス「グッド・バイ・マイ・ラブ」谷村新司「昴」かぐや姫「22才の別れ」。気づけば水を2回も汲みに行くくらい聴き込んでしまった。カラオケに行きたい。

Twitterで11年前の昨日開設したらしいリア垢の、そこから1年後くらいまでのつぶやきをなんとなく遡ったりした。当時の自分の自意識やら拗らせやらが垣間見えて悶絶する。
けれども、懐かしい写真があったり忘れてた記憶を思い出せたり銀杏BOYZなどを好きになった辺りのツイートもあったりで、消そうか迷った事もあったけれどやっぱ消さなくてよかったなあ、なんて思う。

一番最初のツイートである。
銀杏BOYZにハマった頃に色々集めていた事が伺える。

午後診察のあと本を読んでいたら眠ってしまった。
起きて缶コーヒーを買い中庭へ。蝉の鳴き声が壁に跳ね返ってくるので余計響く。これこそ夏。
なんとなく木を見上げてたら蝉がいて、もっとよく見てみると沢山いた。すげえ…と思いながらiPhoneでパシャパシャ。

なんだかよく分からないけど見た目がスゲえ

別の木には樹液?がつららのようになっていて、その綺麗さにしばし見とれていたし、また別の木にはセミのぬけがらがついてたり落ちてたり。

ハイロウズの「夏なんだな」の一節を思い出した。
かっこいい
とくに何も写ってない(失敗した)がなんかいい
出入口になぜか。急ぎすぎたのか。

夏はこんなとこにもちゃんと訪れるのだなあ、としみじみしながらしばらくぼけえっとして、中に入った。

温くなった缶コーヒーをおともに音楽を聴きながらTwitterしていたら、タイムラインに大森靖子さんの「呪いは水色」の呟きが流れてきたので、そういえばこの曲はまだ聴いたことないよな、と思いApple Musicで検索して再生。
良かった。良いあまり延々とリピートしている。なんなら今も聴いている。胸に迫る何かがある。心と体で聴いてる感覚。変な言い方なのだが、自分に身に覚えのある歌詞。それにばっちり合わせてくる哀愁あるメロディー。まちがいなく大好きな曲になるのも遠くない。
奇しくも今日は「生きている 生きてゆく 生きてきた」を感じる一日だった。

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