見出し画像

2023/11/27 未熟な冬手前

朝起きて布団から出るのを躊躇う日が増えた。布団がまだ夏用なのに、引越しのタイミングの断捨離で色々捨ててしまって冬を越す為の装備がまだない。

このごろは「ああすればよかった」「こうしておくべきだった」と思うことが多く、それは例えばテスト勉強であったり、人間関係であったりたくさんだが、そうやってしんみりとした気持ちでいると、やけにきれいな空と夕陽が目にも心にも刺さる。
たまたまスペイン文学の授業で「若さを謳歌する」ことの喜びについて触れられた。若いうちにできることは沢山あるし、歳をとってしまってはそんなことはできないから羨ましい、とはスペイン文学界で有名な老魔女セレスティーナのお気持ちらしい。引き続いて、中世のルネサンスやペトラルカに影響を受けたような文学では理想化された世界が表現されたらしい。若いうちに若さを満喫し、、とやはりそう言っているらしい。
若いうちにしか出来ないことってなんだろうと思う。遊ぶこととか、自由な時間があるとか、周りの大人はよく言うけれど、それが大人になってもできる人だっているのである。例えとして適切でないかもしれないけれど、「ゲームなんてしている時間ないよ」という人はものすごく働いてお金を稼いでいて、逆にゲームをしまくる大人の多くはそれのせいかお金はあまりないのかもしれない(最近はeスポーツで稼げる人も僅かにいるが)。しかし、時間もお金も有限であるとはいえ、現代なら取捨選択の末に両取りをして、それを両立することだって可能なのである。だから、一般的なハードルを無視するとしたら、大人になったらできなくなること(子ども特有の思考方法とか抽象的かつ未成熟な内面によるものを除いて)というのはそう多くない時代になったんだろうなと感じる。

arrepentirseの例文「残念だわ、ベイビー。」

“Ojalá Dios te permita disfrutar tu noble juventud, porque es tiempo para tener placeres,…”
(「貴女が崇高な若さを楽しむことを、神がお許しくださいますように、なぜならそれは喜びを手に入れるための時間なのですから…」(筆者の下手くそ訳))

La Celestina

大学生になってからできるようになったこと、例えば私なら、バイトをすること、夜遅く日付が変わるほどまで外にいること、いい服を買うこと、、これは別に若いからできることではないかもしれない。自由意志で色々できるという話だが、逆に今まで親であったり学校であったり、社会システムの下にいただけが、逆に社会システムを動かす中の一人になったから行動制約が減っただけじゃないかと思う。いずれ社会人になってまた別のシステムのうちに入るかもしれないが、入らない選択もできるのは子どもとは違うところではないだろうか。
しかし、そろそろ揚げ物を沢山食べるのが辛くなってきた。どうやらこれは若いうちに経験した方が良いらしい。ああ、時間と金とがあればやろうとすることはできても、やる体力はなくなるのか。でも金で体力も買えそうな時代だな。わからいけれど。


23日木曜日、勤労感謝の日に、友人と明治神宮外苑のいちょう並木を見に行った。大学の空きコマに猛烈に誘って着いてきてもらった。お昼ご飯を食べてから外苑に行って、その後キャンパスに戻るまで、だいたい話のテーマが「逆張り」だった。人生のほとんどを逆張りで生きてきたらしい。私もどうやらアバンギャルド感というかトガリ感があって、最近はお笑い好きが同じの上司にも好きなコンビは誰かの話で「イカレ漫才の人たちが好きなんやな、尖ってんな」と言われた始末だ(真空ジェシカがM-1で優勝するかそれに準ずる感じだったら私のトガリは正当化されて欲しい)。歩けば歩くほどどいつもこいつも木の下でカメラを構えてポーズを決めている。もう私はそれは大学1年生の去年に葉もほとんど落ちた12月に済ませて恥ずかしくなって辞めたというのに、こいつらは私よりもいくつか年上の25,6の見た目でまたやっているのかというゲス感情に襲われて、自分が本当に残念に思えた。きっと静岡の父親は至って真面目で真っ当だから「良いじゃねえか楽しくて何が悪い」と言うんだろうな。と思っていたら友人も「写真撮ってるけど私は共感性羞恥が止まらないよ〜。」とこぼしていてありがたいお言葉だった。あるいはきれいなイチョウの葉を拾って写真に撮ったり、いくつもまとめてバラのブーケの真似事する人がいたりした。これは行動がどうこうという話ではなく、なぜきれいで形のいいものばかり選ばれるのか、足もとで踏まれて汚れたり破れたりした葉は選ばれないのかと思った。別に汚いからの一言で片付くのだけど、私はそっちの踏まれた側の葉の気持ちになったらたまたま踏まれてないだけで好待遇を受けられてさぞ楽しいでしょうねと同情しているのである。枝から落ちたらもう植物的にはお役御免なはずなのにまさか人間のフォトジェニックのためにまたひと仕事するのであるから。
私はどちらかと言えば、落ちた葉よりもまだ枝にしがみついて黄色い傘を差してくれている景色の方が好きなので、そっちを写真に残そうと思った。フィルムカメラで撮って見たら面白いんじゃないかと思ってコンビニに行ったら、まあ見事に写ルンですのところだけもぬけの殻だった。つまり同じことを考える輩が他にもいたということを自覚すると、結局は私の逆張りも儚いものであると感じ、決まりが悪くなって普通にスマートフォンで撮ることにした。

みなさんも思っていることでしょうが、逆張りなら何故いちょうを見に行っているのだという疑問が最後に残った。これでは人の多いところに行って、逆張りを語り合って、人とは違うね〜と言っただけのイタすぎる人になっている。それくらいのメンタルは持っていないといけないんでしょうが。他者評価を気にしていては一流の逆張りストではない、はず、(葛藤)


25日日曜日、東京理科大の学祭のお笑いライブを見に行った。真空ジェシカ、Aマッソ、スパイシーガーリックが出演。ガクが急に体調を崩してしまったので、代わりに吉住がやってきた。東京理科大と人力舎はズブズブなのか???
最初のスパイシーガーリックは安定感のある健全なコントを披露してくれた。
そのあとの川北のピンネタ、吉住、Aマッソとブラック寄りのグレー発言が乱発し、Aマッソに限っては完全クロだった。一部を個人再現することでメモ代わりにします。

「あっ、これは、『パックチン』ですね」川北

Aマッソ加納さん、ランウェイ歩いたこともあるくらいなかなりのお綺麗な顔の持ち主なのだが、その見た目とは裏腹にNGワードを連発していく。MCの女子大生に「○○大好き(伏せます)」を強制的に言わせようとしていたし、漫才のつかみで「今日は大学ということで、みんな○○してるー?(伏せます)」と言ったり、そのあとのMCの男子大学生が「気持ちよかった」と意味深なことを言ってしまってもうカオスだった。加納さんと川北は後でしっかり怒られておいて欲しい。

色分けする必要あったか?
いい感じですかね。

最近のごはん振り返りコーナー

イチゴならマックシェイクの方が良いかな
アルバイト後のおやつ。
雪見だいふく×白い恋人美味しすぎてここまで6回リピート。
麺匠ようすけ@中野
とろみのあるスープが激ウマ、次はハマグリ麺食べたい
油そば、煮干し増にしたけど今度はかつお節にしたい。
艶まる@中野
バリバリからの替え玉バリが王道
カルボナーラ作った
友だちからちょっといい信玄餅もらった
神楽坂でまぜそば食べた
野方ホープの中野店に行ったら、とまとというイタリアンなラーメンがあった
これはあまり美味しくなかった

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?