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観シュランガイド2024

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2024年訪れた美術館や展覧会をご紹介します。
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記事一覧

マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア

都内でも屈指のレトロ美術館、弥生美術館で、 現在開催されているのは、“マツオヒロミ展 レ…

フランシス真悟「Exploring Color and Space-色と空間を冒険する」

現在、茅ケ崎市美術館で開催されているのは、 “フランシス真悟「Exploring Color and Space…

北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画

現在、SOMPO美術館で開催されているのは、 “北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィン…

春の江戸絵画まつり ほとけの国の美術

府中市美術館の春の風物詩“春の江戸絵画まつり”。 通算21回目となる今回は、“ほとけの国の…

ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?

この春、国立西洋美術館では、1959年に開館して以来、65年の歴史の中で初となる現代アートの展…

VOCA展2024

VOCA展実行委員会に依頼された美術館の学芸員や、ジャーナリスト、研究者らが、これぞという40…

にほんの洋食器ものがたり 120年のみちのり

愛知県愛知郡鷹場村大字則武(のりたけ)の地に、1904(明治37)年に創業した高級洋食器ブランド、ノリタケ。 その創立100周年を記念して、2001年に、本社に隣接する工場跡地に作られた複合施設、それがノリタケの森です。 敷地内には、当時を偲ばせる倉庫や煙突、 レストランやカフェ、ライフスタイルショップ、 さらに、ノリタケの森というだけに、 自然豊かなビオトープも有しています。 また、2021年にはノリタケの森とは直接関係ないですが、 隣接する形でイオンモール

南桂子銅版画展 ― 春

この春、ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクションでは、 “南桂子銅版画展 ― 春”という展覧会が…

MUCA展 Icons of Urban Art ~バンクシーからカウズまで~

ドイツ初のアーバン・アートに特化した美術館として、2016年に開館したMuseum of Urban and Co…

ライトアップ木島櫻谷−四季連作大屏風と沁みる「生写し」

昨年に引き続き、今年も泉屋博古館東京にて、近代京都の日本画家・木島櫻谷にスポットを当てた…

没後50年 福田平八郎

今年2024年は、大分県大分市に生まれ、大正から昭和にかけて活躍した日本画家・福田平八郎の没…

こどものみなさまへ あれ これ いのち

先日の記事でもお伝えしましたが、いわさきちひろが亡くなって、ちょうど50年目となる今年2024…

こどものみなさまへ あ・そ・ぼ

今年2024年は、いわさきちひろが亡くなって、ちょうど50年目となる節目の年。 そんな特別な20…

第8回 横浜トリエンナーレ…の続き

昨日に引き続き本日も、2020年以来、4年ぶりの開催となる横浜トリエンナーレの話題をお届けいたします。 さてさて、過去7回のヨコトリ同様に、メイン会場となるのはもちろん横浜美術館です。 なお、横浜美術館は長らくの間、開館以来初となる大規模改修工事を行っていました。 改修以前、最後となる展覧会“トライアローグ”が、開催されていたのは2020年末から21年にかけてのこと。 つまり、ほぼ4年ぶりとなる横浜美術館。 外観こそ大きな変化はなかったですが、中に足を一歩踏み入れて