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ペイント撮影の道具調達

ボディペイントに使う道具はかなり偏っているので調達がめんどい。

①エアブラシ:手軽に扱えてどこにでも持っていけて綺麗に手早く塗れる
②塗料:塗り易く、落ちにくく、落としやすく、人体に害が無い塗料
③マスキング:簡単に作れて扱えて、塗りミスが少なくバリエーション豊かに出来る物。

①エアブラシ

まずエアブラシ。こいつが無いと始まらない。

お勧めは、

Anestyの充電式エアブラシ

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こいつの出力は、なんと 0.21MPa !!
(通常の充電式のエアブラシは0.1~0.05MPa程度)

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塗料の粘性なんのその。
こいつがあると希釈での悩みは激減。

エアブラシのほとんどの悩みは希釈と濃さなので悩みレスと言っても過言ではない魔法の充電式エアブラシ。

控えめにいって最高。

②塗料

次に塗料

・周囲に付着したときに落とし安い
・臭いがキツくない
・希釈し安い
・肌に優しく、メイク落とし程度で綺麗に落ちる

ここらが重要。
希釈に臭気の強いシンナーを使うラッカー塗料は論外。

だけど、そこら辺のボディペイント用絵具は乾くとひび割れるし薄くて変な粘性があって塗りづらい。

そこで登場エマルジョン系塗料。
エマルジョン系塗料は下記の特徴がある。

  1. シンナーのような匂いはなく無臭に近い。

  2. 有機溶剤が極端に少なく人体に害がない。

  3. 引火性マーク表記なしで公的に危険物でない。

  4. 乾燥時間が早く有機溶剤塗料と違いボンドのような食いつき方をする。

  5. レジンに塗装可能。

ボディペインターにとっては夢のような塗料である。
※ただし希釈に難あり。

一式で考えれば多くて2ml程度、ざっくり最低五回分は使える。
一個100~200円程度の安い買い物なので、予備を持っておくのも不都合がないと思います。
エアブラシで使う場合の希釈は後述。

どうでも良いけどこれ、大瓶無いの?

③マスキング

市販のマスキング用のカッティングシールとかね。
楽天やらアマゾンやらでたくさん売ってる。
ヘナ用とか、タトゥー用とかね。

でも、結局自作しないと思うように使えないのは明らか。

既製品を貼って縫ってるウチは「撮影も既製品の域を出ない」わけで、アーチスト気取りのはしくれとしては無理に決まってるんですわ。

ってわけで作り方。
僕が使ってるのはPortrait3っていうカッティングマシン。
シールとかをカットできる刃がついている、カット専用プリンター。

デザイン

自分が作成しているマスキングシールの作成手順をさらっと載せます。

まずはPhotoshopで作りたいデザインを白黒で書きます。

そのあとSihouetteStudioを起動し、そこへコピー&ペーストします。

トレースを選んで、外周を調整します。

保存しておしまい。簡単っすよね。

これで準備は完了。

④ペイント準備

さてさて実際にペイントしてみましょう。

ハンドピースとカップは組み立てて、コンプレッサーに繋がずにスタンドに置いておきます。

うすめ液と塗料の割合は後述
かならず「うすめ液」⇒「塗料」の順番に皿に入れます。
混ぜた後にカップに入れていきます。

そして張り付けたマスキングシールの上からおもむろにスプレー。

ムラにならないのは勿論ですが後述にしておきましょう。
あと被写体の体勢によっては崩れやすくなるので気を付けます。。

あと忘れてはいけないのがマスキングテープ
幅広のものがおすすめです。

小さい場合はこう

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対象にマスキングシールを貼る。
場合によってはマスキングテープや紙でマスキング追加。
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塗料を1.5mm、薄め液を1.5mlを小皿で混ぜてからスポイトでカップに投入。
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ざくっとスプレーします。
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完全に乾く前にはがすのがコツ。
完全に乾くのを待とうとすると、硬いマスキングシール自体が計上を傷つけてボロボロになる可能性があります。

なれれば、結構簡単に行けます。
ゼロスタートで大きなトライバルタトゥが15分程度で完成します。

⑤購入機材まとめ

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