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Diario 9:pronunciación 難しくもあり簡単でもあり

Miércoles, 23 de Junio

世界広しといえど、日本語が母語でスペイン語とスウェーデン語を同時に勉強している人は、そうそういないはず・・・

そういえば、一時期だいぶ落ち込んだ閲覧数がだいぶ持ち直してきた。見ていただけていると勝手に解釈しておこう。¡Muchas gracias!

まあ、単純に考えても、スウェーデン語を学ぶ人よりも、スペイン語を学ぶ人の方が多いのは当然のことで、自然と関心を持つ人も多いはずなので、まあ、そういう意味では、英語・中国語・韓国語という東アジアでは重要な(もちろんこれに日本語が入る)言語の話をすれば、まあ、ぼちぼち読まれる可能性も高くなるというもんだけれど、とりあえずここではそこまで広げずに、スペイン語だけに絞っておこう。

スペイン語の発音、と言えるほどまだ馴染んでいるわけではないけれど(どれくらい馴染んでいないかというと、全編スペイン語の映画なんて数本しか見たことないくらいだ)、なんとなく読めてしまうし、なんとなく知っている単語も多いし、なんとなく類推できてしまうところも多いから、特にスペリングを正確に覚えているかというと、かなり心許ない。特に知った単語に似ているスペイン語は、もともと知っていた英語なりフランス語なり、ラテン語なりのスペルに引きずられてしまって、間違えてしまうことも多い。ちょっと特殊な事情かもしれないが、個人的には注意する点というべきだろう。

そういえば、ヨーロッパでの話。結構、何言語か話せる人は多いんだけれど、正確に運用できるか、というとそうでもないような人も少なくない。話すだけなら、スペリングができなくてもほとんど問題ないだろうし、発音でさえも、若干怪しくてもなんとかなる。ベオウルフの話を英語ですることもないだろうし、モリエールの話をフランス語で語り合うこともなければ、カフカについてドイツ語で論じ合うこともないだろう。つまり「使える」外語というのは、完璧である必要は少しもないのである。

それはそれとして、発音というのは難しい。かなり言語運用能力が高い人であっても、ほぼ完璧な外語の発音もできるという人は、案外少ない印象だ。いろいろな大学のプロフェッサーたちも、それそれの第一言語に引きずられた英語なり、フランス語なり、日本語なりを話しているし、それでまあ、通いるので問題はない感じである。

幸いなるかな、日本語話者にとって、スペイン語は、そこそこ発音しやすい言葉だと思うし、実際そう思われている気もする。それならそれで、発音そのものには労力をあまり注がず、別の部分に注力したいところ。

それはやはり、語彙と文法でしょうね。



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