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【PTA】PTAのIT化 きっかけは幼稚園でのVBAツール提供

私の仕事は、IT関連である。せっかくITの知識と好奇心があるので、PTAでITを活かして(新しいツールを使って)楽にできないかを考え、実践している。スタートは今から8年ほど前の、上の息子が幼稚園の頃(2016年)まで遡る。

息子の幼稚園は母親の負担が大きいことで知られていた。そんな幼稚園で妻が副会長になった。一番きついなと思ったのはバザーのときだ。前年バザーでの、事前確認~発注、請求までの流れは以下のとおり。

1.紙で購入したい食事を事前に記載してもらい、集めて確認する。

2.その予定を数えて、PCに打ち込み人毎に一覧化(表化)する。(資料①)

3.票を基に別の発注用資料に入力し、発注する。(資料②)

4.さらに当日の買い物の一部も紙で集める。資料②プラス当日の買い物分を、WORD形式で明細を記入して、請求資料を作成し、印刷して保護者に渡す。(資料③)


同じような作業を行うのに、資料①②③と入力し直しを行い、さらに資料③はわずか一日で作るために徹夜で作ったりしているというのだ。簡単に聞いただけで無駄が多すぎる。無駄が嫌いな私は、VBAでのツールづくりに取り掛かった。VBAは、エクセルで使えるプログラミングだ。一般的なプログラミング経験が無いと扱うのは難しいが、見慣れたエクセルから利用できるので、利用する側は使いやすい。資料①のインプットファイル元にエクセルに落とし込み、ボタンを押せば資料②や資料③を作れるVBAツールにした。一部チェック機能を追加し、ミスが発生しにくいようにもした。資料③については、ツールの機能で印刷の調整も行い1枚に2人分の請求書が印刷できるように、印刷配置も自動化した。入力してボタンを押し、係の人が紙を半分に切れば請求書の出来上がりだ。

私は、仕事ではすでに管理業務がメインにもなっていたので、プログラミングすることはほとんどなかった。そんな中、PTAでプログラミングし、ツールを作ることは喜びでもあった。また、お母さんたちにとても喜ばれることも嬉しかった。

この時の経験が、息子が小学校に上がった後も、「ITで豊かにできないか」と考えるきっかけになってる。

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