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destiny

destinyの恥ずかしい話

慶子さん、こんにちは!
今日は少し恥ずかしい話をさせてください。
私はシンガポールに来た当時、この、destinyという言葉を多用して
笑われてしまったことがあります。
今となっては、ただの気持ち悪い人だったなーと
机の下に隠れたい気持ちになりますが
この出会いがなんて素晴らしいんだろうと感謝したときに
日本語で、このご縁に感謝します、というニュアンスで
この言葉を使ったところ、少し相手の目が泳いだな、という感覚と
ぷっと笑われて、日本人の英語が堪能な友人に相談したところ
それはかなりヤバい人だと思われるからやめなさい!と言われ笑
もうそれ以来使っていませんが…
ご縁に感謝しますって、やっぱり英語で言いたいのですが
そういう時はどうすればいいんでしょうか涙
ちなみに、すごーく感謝しているときは、メールの最後に
with gratitude
というのを付けたりしてみたことはあったのですが…
これももしかしたら微妙なのかな、一応、ウェブで検索して見つけたフレーズなのですが、他で使っている人は私はあまり見たことがなく
また恥ずかしいことになっていたりして!(笑)
慶子さんのお話をお伺い出来たら嬉しいです。
いつも本当にありがとうございます。
今日も素敵な一日となりますように!
藍子 拝

追伸
写真は、少年が最高に魅力的な猫、ジェニィと
運命的な出会いをするところから始まる
ポール・ギャリコの『ジェニィ』
大好きな本です。(運命、にちょっとあやかって笑)

ご縁という魅力的な言葉

あいちゃん、こんにちは!

「ご縁」っていい言葉だよね。
「幸せ」や「ありがたさ」や「何か大きな力に授けられたもの」っていうような、いろんなニュアンスが、この短い文字の中にギューっと詰まっている、深くて美しい言葉だと私は思います。

ずいぶん前ですが、日本に暮らすカナダ人の方と出会ってすぐに意気投合して、とてもいい会話をした後に彼女から「こういうの日本語でゴエンって言うんでしょ?」と言われたのを思い出しました。きっと、英語ネイティブの彼女は、英語では何とも表現しがたい「ご縁」という感覚・概念を日本で暮らすなかで感じ取り、そのまま日本語で覚えたのでしょう。ご縁というのは、それくらい魅力的なものなんでしょうね。

destinyは運命

そして、ご質問のdestinyと言う言葉ですが、確かに日本語の「ご縁」と同義語では使わないですね。destinyは「ご縁」というよりは「運命」に近いかも

”destiny”という言葉を使ったら相手にちょっと変な反応をされたとのこと。

日本語で「ご縁に感謝します」みたいな言い方はよくするけど、「ご縁」というところを「運命」と言い換えてみたら・・・と想像すると、ちょっと大仰というか、相手は少し違和感を感じそうですね(汗)

私の記憶の中で、日常会話でdestinyという言葉を使っている場面を思い返してみると、、、、うーん、大学生になって初めて付き合ったボーイフレンドにメロメロになってる子が「It must be a destiny!!」といつも惚気ていて、周りはドン引きしてるとか(笑)あとは、イベントか何かで望まない役回りが回ってきちゃって「えー!」とか言ってる友達にみんなで「its your destiny!」(これがあなたの運命よ〜)と言ってからかったりしていたのを思い出しますねぇ。

それを考えると、あいちゃんのお友達の「それはかなりヤバい人だと思われるからやめなさい!」というアドバイスは、妥当な気もしてきますね(苦笑)

感謝の気持ちを伝えたいときには


感謝の気持ちを伝えたいときに、メールの最後に”with gratitude”とつけるのは良いと思いますよ。会話の中でだったら、”I am grateful with〜“(〜にとても感謝してます)とかね。

というわけで、destiny=運命というのは、もちろん使っちゃいけない言葉ではないけれど多用はしないで、ここ一番のときのためにとっておきましょう(笑)

可愛いニャンコが表紙のこの本、読んでみたいです!今日この素敵な本のことを知ったのは、運命かご縁か・・・はて、どちらでしょう?(笑)


慶子


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