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パーティでのふるまい方

慶子さん、こんにちは!いつも素敵なお返事をありがとうございます。

今日はパーティの話です。
慶子さんはパーティでも、素敵な笑顔で、スマートに落ち着いて振る舞われていると思います(すごく想像できます!)

私はなんというか自分で言うのも恥ずかしいですが、緊張しちゃうし、どこかドンくさくて、パーティは気欝で恐ろしいものの一つです。

特に困るのが、立食での自由な形式のもの。
あの自由に動き回るタイプのものは
そろそろ、私もあなたも、この関係はいったん終わりにして
それぞれが違うところへ移動したほうがいいのではないか
でも、それを私が言い出すのも失礼なような気がするし
かといって、本当は相手もそろそろいいかなと思ってるのに
私に合わせてくれているんだったら本当に申し訳ないし、、、と
疑心暗鬼になってごちゃごちゃ考えている時が
なんとも心もとない気持ちになります。

よく考えたら、これは日本でも同じで
相手が日本人でも同じような状況はあるのですが
まだなんとかなるような気がします…

それはたぶん、日本の場合は、そこに来ている目的も明確で
会いたい人に会いに来ている場合がほとんどだから
あんまりそういうことを考えている余裕もないのかな。

加えて、そのような状況に陥ったときに、なんとかする方法も
言い方も、日本語だから、なんとかなるのだとも思います。

まあ、それでもドンくさいには変わりはありませんけれどもね。
(思いつくのは、デザート来たみたいですよ、食べに行きませんか?とか、知り合いを見つけたので挨拶してきますね、とか…その程度(涙))

でも、あるだけまだマシです(笑)
英語で、相手に失礼にならないように
そろそろかな?と思ったときに動き出すための言い回しや
心がけると良い事も含めて、是非お聞かせいただけたら嬉しいです。

東京は緊急事態宣言が解除されたのですね。
少し自由な空気になったのかな。
今日も素敵な一日でありますように!
藍子 拝

Enjoy yourself!

あいちゃん、こんにちは!

今日のご質問、わかる〜!わかる〜!!わかる〜!!!
・・・と連発したくなるほど、私も悩んでます。「素敵な笑顔で、スマートに落ち着いて振る舞う」なんて程遠い(しょぼーん)。

なかなか信じてもらえないのですが、実は私はかなり人見知りが激しく、知らない人が沢山いる場は緊張するんです。立食パーティーとかも苦手だな〜と思うことが結構あります。(でも普通に楽しいこともあります・・・笑)
パーティーって、しっかり話をするには中途半端だし、かと言ってご挨拶だけでは会話が続かないし。ずっと同じ人と話しているのもよろしくない気もするので適当なところで会話を切り上げたいけど、失礼になったらどうしよう・・・などなど本当に悩ましいことが多いです。

海外では何かとパーティーやらレセプションやらと多いので、あいちゃんが住んでいるシンガポールでも、そういう機会が沢山あるのでしょうね。私もアメリカに住んでいたときは、ホームパーティーを始め大小さまざまな集まりに呼んで頂きました。

そこで、ホスト(お招きしてくださる方)に必ず言われたのが「Enjoy yourself(楽しんでね)」という言葉。

まだ英語に慣れていなかったこともあり、私はこの表現をとても新鮮に感じました。何というか、yourselfという部分がポイントだと思ったんですよね。Enjoy(楽しむ)にyourselfが付いていることで、「楽しむのは、あくまで自分でどうぞ」って言われているような気がしたんです。つまり、ホストはパーティーという場を提供はするけれど、楽しむかどうかはあなた次第・・・みたいな。そこには楽しみ方は人それぞれ、だから自分の好きなように楽しんでねというメッセージが込められているような気もしました。

かなり深読みした勝手な解釈かもしれませんが(苦笑)、今でもパーティーで居心地が悪くなったりすると、それを思い出して「自分が楽しめばいいんだ」と思うことにしています。実際、人間って他人のことなんか案外気にしてないですしね。。

会話を切り上げる言葉

それでも、あいちゃんのご質問の通り、会話を切り上げるのは気を使います。これまで他の人を見ていて、スマートだなと思ったのはタイミング良くシンプルに「失礼します(Excuse me)」と言ってさっと立ち去ったり、「飲み物を取ってきます(Let me get a drink)」などの言い方かな。あとは、「ごめんなさい、ちょっと彼と話さなくちゃいけないので(Excuse me. I just need to talk to him)」と素直に立ち去る理由をそのまま言ってくれるのも真摯な感じで好きです。

それから、たまにあるのが、「何か持ってきましょうか?(May I get you anything?)」と言って、何か取りに行ってくれるようなフリをしながらその場を離れるなどですね。因みに、私の個人的な調査では、パーティーで「何か持ってきましょうか?」と言って立ち去った人は、かなりの確率で、その場に戻ってきません。いや、別に良いんですけどね(笑)。実はパーティーでの立ち振る舞いとか意外に皆んな難しいと思っているんじゃないのかな、と。

その場を離れるときも、いきなり会話の途中で切り出すと失礼なので、例えば誰かが会話に入ってきた時などタイミングを見計らって言えると良いですね。難しいですけどね。

それと、もう一つ私が難しいなと思うのが帰るタイミング。一緒にパーティーに出席している人と別行動だったりすると、帰りたいなと思っても相手が誰かと話していたり、待っている間に今度は自分も他の人から話しかけられたりして、なかなか同時に「帰ろう!」とはならない。かといって、皆んながいる前で「そろそろ帰りたいんだけど」などと相談するのもイマイチ野暮ったい。アメリカに住んでいた時には、仲良しのアメリカ人に「let’s goは日本語で『行こう』って言うんだよ」と教えて、「帰りたくなったら、他の人に分からないように『イコウ』って言おうね」と秘密の合図(?)を決めたりしていました。いま思えば、あれは便利でしたね(笑)


こうして書いてみると、パーティーなど社交の場でスマートに素敵に振る舞えるのは、普段からの気遣いの熟練度というか、人間としての成熟度が必要なのかなと改めて思います。(ふー←ため息)でも、やっぱりEnjoy yourselfで自分が心地よく楽しんでいることが、パーティーに招いてくださる方にとっても一番嬉しいんじゃないのかな・・・とトコトン楽観的に思う私でありました。

それじゃあ、また明日〜!

 Enjoy yourself!(笑)

慶子

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