見出し画像

Up to you

あなたが決めていいですよ!という時の言葉

慶子さんこんにちは!
今日は『あなたが決めていいですよ』という時にどのように伝えたらいいのかという質問です。
例えばタクシーの運転手さんに、この道はどう?それともあっち?と聞かれたときに、自分としては、どちらがいいのかよくわからない場合に
シンガポールに来たばかりの時には
up to you! という言い方をしていました。
これは通じてるけれど
このフレーズを他の人は使っていないような感覚があり
英語に少しずつ慣れてきたら
早いほうを選んでください Please choose faster one. 
という言い方に変えたり
I'm OK,as you like. あなたがいいと思うほうでいいです
(と言ってるつもり)
なんというか…
つぎはぎだらけの英語で頑張っているところなのですが(笑)
そもそも、何年たっても通じたかどうかはわかっても
この言い方が適切なのかはグレーゾーンのまま
日々切り抜けているところであります。
そこはこだわってないから、そちらで決めていいですよーっていう場合に
こんな感じでいいのかな。
日々のちょっとしたときに、相手に優しい言い方ができると嬉しいんですけれど、知らないうちにつっけんどんな言い方になってしまっているのが現状な気がして。
慶子さんだったらどんなフレーズを使っていらっしゃるのか
ぜひお聴きしてみたいです。
今日も素敵な一日となりますように!
藍子 拝

look up to~は『尊敬する、憧れる』の意味

あいちゃん、こんにちは!

あらら、今日のニャンコ。そんな高いところに登っちゃって(笑)。up to you・・・ではなく、「Please look up to me(ボクを尊敬してよ!)」って言っているのかしら。

今日のご質問はup to youですが、look up to〜は「尊敬する、憧れる」という意味です。反対はlook down on 〜(軽蔑する)。日本語でも「見上げた人」とか「見下す」などの表現を同じような意味で使いますよね。こういう共通点を見つけると嬉しくなりますね(え?ならない?・・笑)

早速、話が逸れましたが、Up to youって直訳すると「あなた次第」という意味。日本語として、ちょっと変なので(笑)、少しこなれた訳にするなら「お任せします」とか、かな。でも、東京でタクシーに乗って「行き方はお任せします」って私も良く言いますが、その「お任せします」は英語で「up to you」とはならないな〜。面白いですね。

Up to youは『あなた次第』
責任も一緒に渡しているイメージ

Up to youは相手に任せて決めてもらうときの表現ですが、何というか・・・責任も一緒に渡しているようなイメージとでも言うのでしょうかねぇ。なので、「お任せします」という場面でも、最終的な責任は自分も負っているような場合には使えないのかな・・・うーん、説明が難しいね〜。

これは、あくまで個人的なイメージですが・・・。例えば会食の席で乾杯の飲み物をオーダーするときに、「what would you like to drink?」と言われて、ゲスト(招かれている側)がホスト(招いている側)に対して「up to you」という言い方をすることはあっても、逆は言わないんですよね。これは、その場の責任(と言うと、とんでもなく大袈裟な話に聞こえますが💦)がホスト側にあるからなのかなぁと思ったりします。

相手に優しい言い方

あいちゃんの質問に戻って、タクシーの運転手さんだったら、「お任せします」という表現の中でも「決めてください」と言うニュアンスが強い「I let you decide」とか、ちょっと長いけど「please pick the one you think the best(一番良いと思う道を選んでください)」とかを使うかな。

その場に相応しく(もちろん意味も通じて)、しかも優しい言い方って難しいですよね。とりあえずpleaseをつけるのも一つの手ではありますが(笑)。

言葉と同時に大切にしたいことも

日本語でも同じですが、早口になりすぎないとか、語尾を丁寧にするとか、笑顔で話すとか、案外シンプルなことでも相手が受ける印象って変わりそうですよね。 私は、熱中すると物凄い勢いで早口で話してしまうので、後から思い返して猛省することも多いです。これまで不愉快な思いをさせてしまった方々にこの場を借りてお詫びしたいです。(しょぼーん)

まあ、スマイルは万国共通ですから、あいちゃんの素敵な笑顔で「please」と付け加えれば全て許してもらえるであろうと私は思います。(笑)

今週も素敵な一週間を過ごしてください!
また明日〜

慶子

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?