(今日の一枚)東アフリカでのサバクトビバッタの侵略との戦い /World Press Photo of the Year-2021/Final list
Fighting Locust Invasion in East Africa/東アフリカでのローカスト(イナゴの群れ-サバクトビバッタ)侵略との戦い| © Luis Tato, Spain, for The Washington Post
From the Finalists of World Press Photo of the Year 2021/Final list
2021年のワールドプレスフォトオブザイヤーのファイナリストから・・
2020年初頭、ケニアは70年間で最悪のサバクトビバッタの蔓延を経験した。
イナゴ(サバクトビバッタ/Schistocerca gregaria)は繁殖し、食物を求めて新しい地域に侵入し、ケニアに到着し、東アフリカの他の国々に広がりました。サバクトビバッタ(Schistocerca gregaria)は、イナゴの害虫の中で最も破壊的である可能性がある。これは、群れが1日に150 kmまで移動し、長距離を急速に飛ぶ可能性があるためだ。
1つの群れには、1平方kmあたり4000万-8000万のイナゴを確認できる。それぞれの群れのイナゴは毎日植物で、その体重分を食べる:パリの大きさの群れは、フランスの人口の半分と同じ量の食物を1日で食べることができる。
(追記)それも、ウィルス禍いと重なり、食糧不足を考える時、重要な問題だ。
(註) Press Photo of the Year(1955- )は、オランダ(アムステルダム)の財団であるワールドプレスフォトが主催するワールドプレスフォトアワード(World Press Photo Award)が開催している。
フォトジャーナリズムで権威のある賞だ。それは、写真を単独で観るという視点ではなく、ジャーナリズム的に非常に重要な問題として、提起している。イメージと文化に極を置いているという事だろう。
1枚の写真が伝えるものは、あまりに大きい・・・