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イメージと文化 - 覚書

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イメージ・コンテンツを制作する事は、視覚を通過して、人の心に問いかけることが一番のポイントだ。 人の心に問いかける事は、感性の同一性を得るということで、国境、時間という領域を超え… もっと読む
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2020年3月の記事一覧

#2)Christian Boltanskiの日本での展示

クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski,1944-2021/仏のアーティスト) フランス…

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John Baldessari (1931-2020)の残したもの

ジョン・バルデッサリ(John Anthony Baldessari, 1931年6月17日 - 2020年1月2日 )コンセプチ…

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女性写真家Kirsty Mitchellの妖しい幻想世界

写真家のカースティ·ミッチェル(Kirsty Mitchell,1976- UK):イギリスの写真家、デザイナー…

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Annie Leibovitz-ポートレイトの第一人者と生き方

アニー・リーボヴィッツ(Annie Leibovitz, 1948- US) アメリカのポートレイト(portrait)写真の…

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女性作家Jennifer Rubell-芸術としての食べ物(フード・パフォーマンス)

ジェニファー・ルベル(Jennifer Rubell,1970- US)-コンセプチュアル・アーティスト 参加型の彫…

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#2)Luc Tuymans-感性のうつろな画面

リュック・タイマンス(Luc Tuymans、1958- ベルギー) アーティストであり、映画、写真、そ…

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#1)Luc Tuymans- 記憶の断片を検証する絵画

リュック・タイマンス(Luc Tuymans、1958- ベルギー) アーティストであり、映画、写真、そして、画家である。アントワープ(Antwerpen-オランダ)在住。 室内、家族写真、壁紙の模様などの日常的なものから、ホロコーストなどの歴史的事象まで、幅広い対象を描く、いわゆる概念芸術だ。 淡い色彩の絵画が多い、映画撮影(80年代)からの影響で、絵画のトリミング、クローズアップ、フレーミングの重視、シークエンス化(順序)、モンタージュ、といった手法もとる。 リュック・タ

#1)Christian Boltanskiの記憶と存在

クリスチャン・ボルタンスキー(Christian Boltanski,1944-2021/フランスのアーティスト) フ…

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レオン・リー監督-「馬三家からの手紙」

馬三家(マサンジャ)からの手紙 3月21日(土)より 新宿K's cinema、他全国順次公開 2018年製…

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#3)女性作家Doris Salcedoの「Palimpsesto」文字の痕跡

「Palimpsesto」は、ソフィア王妃芸術センター(マドリード)に展示されたコロンビアのアーテ…

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#2)女性作家Doris Salcedoのヒビ「Shibboleth」TATE Modem

人種差別を表現した「ビビ」、それは、2007年10月、テート・モダン(London)に展示されたコロ…

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#1)女性作家-Doris Salcedo- 疎外された人々の具体化

ドリス・サルセド(Doris Salcedo,1958- コロンビア) サルセド(英-ドリス・サルチェード)の…

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Joseph Kosuth-言語と芸術の関係の追求

ジョセフ・コスース(Joseph Kosuth, 1945- US ) アメリカのコンセプチュアル・アーティスト …

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女性作家Mona Hatoum-パレスチナ問題のインスタレーション

モナ・ハトゥム(Mona Hatoum,1952- )は、イギリスのロンドン在住のパレスチナのアーティスト。 メディアアート、立体・インスタレーションを概念のもとに制作している。 Hatoumは、様々な理論的構成を通して、テーマをリサーチ(追求)している。彼女のコンテンツは、身体・政治の解説、それらと共に、性別と違いについても、その概念を表象している。そして、空間の概念さえも展開している。それは、彼女の立体やインスタレーションは、強力に周囲の空間の観る人たちに依存する。(