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イメージと文化 - 覚書

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イメージ・コンテンツを制作する事は、視覚を通過して、人の心に問いかけることが一番のポイントだ。 人の心に問いかける事は、感性の同一性を得るということで、国境、時間という領域を超え… もっと読む
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2020年2月の記事一覧

東京アダージョ:端渓硯(たんけいすずり)

護国寺の骨董市で、硯を買う羽目になった。 骨董屋さんのご夫婦が、「絶対に良い物だから」と…

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東京アダージョ「だから、おじさんだよ・・」高度成長を支えた人々

下町にある総合病院に入院した。 それは、救急車が、そこへ送り込んでくれたからだった。 集中…

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#2)Bill WoodrowのThe Ledge(2017-Folkestone)と地球環境問題

The Ledge-*Bill Woodrow(ビル・ウッドロー -Bill Woodrow,1948- UK) ザ・レッジは、2017年…

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#1)Bill Woodrow-彫刻の現代アートへの理念の先駆け

ビル・ウッドロー (Bill Woodrow,1948- UK):英国のアーティスト、彫刻、インスタレーション…

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#2)Mark Wallingerのシニカルな映像と周辺

マーク・ウォリンジャー(Mark Wallinger,1959- UK) マーク・ウォリンジャーの視点は、伝統的な…

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#1)Mark Wallinger(YBAs)の伝えたい事は・・Ecce Homo - Trafalgar Square, London

マーク・ウォリンジャー(Mark Wallinger,1959- UK) 英国で著名なアーティスト(画家、彫刻、映…

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#2)Heather Phillipson-ロンドン地下鉄のアート「my name is lettie eggsyrub」

「Art on the Underground」-Heather Phillipsonヘザー・フィリップソン(Heather Phillipson,1978- UK:アーティスト、詩人)による、 2018年に、ロンドンのアンダーグラウンドをアートするイベント「Art on the Underground」で、グロスター・ロード駅(Gloucester Road station -2019.6)に出現したアートだ。 その“my name is lettie eggsyrub”の

#1)「THE END」Heather Phillipson-第四の台座-ロンドンのトラファルガー広場/2020-

「THE END」Fourth plinth, Trafalgar Square/2020-「THE END」Fourth plinth, Trafalgar Squa…

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#2)Michael Rakowitz-「石の本」

マイケル・ラコヴィッツ(Michael Rakowitz,1973- US):イラク系アメリカ人アーティスト Michae…

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#1)Michael Rakowitzのアートは概念

マイケル・ラコヴィッツ(Michael Rakowitz,1973- US):イラク系アメリカ人アーティストで、概…

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アリソン・ラッパー:身体の正常性と美とは?

アリソン・ラッパー(Alison Lapper,1965- UK) アーティスト(イギリス)であり、マーク・クイ…

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Fourth plinth, Trafalgar Square(第四の台座-ロンドンのトラファルガー広場)

フォース・プリンス(Fourth Plinth)は、ロンドンのトラファルガー広場( Trafalgar Square, Lo…

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チャップマン・ブラザーズ(YBAs)-ユーモアと社会的テーマ

ジェイク・アンド・ディノス・チャップマン(Jake and Dinos Chapman) ロンドン出身のアーティ…

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Marc Quinn(YBAs)の「Self」を考える

マーク・クイン(Marc Quinn,1964- UK) 現代美術アーティスト:彫刻、インスタレーション、ペインティングなど。 特記事項は: マーク・クインは、セルフポートレート「Self」のプロジェクトは、作家自身の頭部を型取り(シリコン樹脂)した後に、そこに自らの血液5リットルを流し込み冷凍保存するというもの。1回に使用される血液の量は、人の体内の血液量(体重60キロのヒトの全血液量は約4.6リットル)に相当する。1991年-現在(ほぼ5年ごとに繰り返される自画像は、確