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Adobe Illustratorのテキストからベクター生成(Beta)で生成した画像の販売についてサポートに聞きました。

Adobe Illustratorのテキストからベクター生成(Beta)で生成した画像って販売できるのか、色々調べてもはっきりとわからなかったので、Adobeのサポートアシスタントに聞いてみることにしました。
*Adobeフォーラムを見ても私にとっては、確信を持てる回答ではありませんでした。私は、Adobe Fireflyと少し条件が違うんじゃないかなとも思って心配になっていました。なんて言ってもベータ版なので・・・。
「Adobe 生成 AI ユーザーガイドライン」で

8. 商用
一般に、生成 AI 機能からの出力は商業的に使用できます。ただし、アドビが生成 AI 機能のベータ版を商用利用できないと製品またはその他の場所で指定した場合、そのベータ版機能から生成された出力は個人使用のみを目的としており、商用利用することはできません。

Adobe 生成 AI ユーザーガイドラインより抜粋

上記のように書いてあったのを読んで、どこかで指定していたらどうしようと思ったんです。色々探してもその指定場所を見つけられませんでした。私は、販売するときには問題なく安心して販売したいので、これは直接聞いた方が間違いないなと思いました。

最近、数回お世話になっているAdobeのバーチャルアシスタントから、担当の方に繋いでもらって上記内容を質問しました。商用利用だとその利用範囲があったら困ると思ったので、私は画像をストックイラストとして販売できるかどうかをきちんと聞いてみることにしました。

・・・聞いた結果、私の場合は販売可能でした。
Illustratorのテキストからベクター生成(Beta)はAdobe Fireflyの機能となるのだそうです。
「Adobe Fireflyの規約としては、生成されたものをStockサイトで販売していただいて問題ございません」とご回答をいただきました。
まだ販売していないけど少し安心です。
テキストからベクター生成(Beta)がAdobe Fireflyの機能と言うことも、これではっきりしました。
*わかってなかったのは、私だけだったかもしれないけど・・・。

* 販売するには条件があります。以下条件を書いておきます。

販売ができる条件としては、使っているAdobe IllustratorがBeta版ではなく、通常の2024年バージョンであることです。(今年に質問したので、2024年バージョンと言われましたが、正式リリース版と言うことだと思います)
デスクトップやタスクバーにアイコンがある場合、茶色とオレンジ色のIllustratorアイコンであれば正式リリース版とのことです。
ベータ版アプリケーションの場合、方眼紙のようなアイコンになっているそうで、見ればすぐわかるようになっていると教えていただきました。

条件としてはこれぐらいみたいです。
正式に使用料金を支払ってAdobe Illustratorをダウンロードして使っているなら、ほぼ問題ないと思います。
たまにCreative Cloudを通してベータ版のAdobe Illustratorアプリケーションをインストールして使っている方もいるそうです。
意図してベータ版を使ってない限りは安心して良さそうです。
それにしても、Adobe Illustratorのベータ版ってなんでしょう?お試し期間のことなのかな?確認したらよかった・・・。

それから、正式版は補償されるそうですが、(*補償にも条件があります)ベータ版は補償されないので、ご注意ください。
以下は、「Adobe Firefly を利用した生成 AI による新しい作成方法内の生成クレジット」の中にベータ版が補償されないことが記載されていました。

* Beta 機能からの出力は、製品またはその他の場所で特に指定されていない限り、商用利用できますが、Beta である間は補償の対象になりません。

https://helpx.adobe.com/jp/firefly/using/generative-credits.htmlより抜粋

もう一点聞けばよかったかなと思ったことは、Illustratorの正式リリース版を使わなくなった時でも、生成した画像を販売し続けていいのかどうかということです。
私の場合は、まだ当分Illustratorの正式リリース版を使っていくと思うので、気にしていませんでした。
でもIllustratorの正式リリース版を1年だけ使って使用をやめる方もいるかもしれないですよね。その場合は、Adobeのサポートで確認を取った方がいいと思います。

Adobeのサポートに確認ができたので、ちょっとほっとしました。
後は「テキストからベクター生成」を私がうまく使えるようになるぐらいだなと思っています。今、色々AIに描いてもらっているところです。自分でイラストを描くのも楽しいけど、AIに描いてもらうのも新鮮で結構楽しいです。

ただ、AIの制作物の著作権がよくわからないので、今後どうなっていくのかなと思っています。どこかに書いてあったけど、AIが作るので他の方が作った制作物と類似したものができることもあるそうです。それもそうだろうなと思います。普段自分が描いているイラストに関しては、自分の発想からできているものなので著作権を大事にしたいなと思っていますが、AIに関しては少し諦めた方がいいのかなと考えているところです。AIにたくさん描いてもらって、でも選んでいるのは自分なので、諦めるのもちょっと複雑。難しいところだなと思っています。

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