9/17(火)米国市場引け後マーケットサマリー 経済指標:8月小売売上高(前月比)予想-0.2%、結果+0.1% 8月コア小売り売上高(前月比)予想0.2%、結果0.1% 8月鉱工業生産(前月比)予想0.2%、結果0.8% アトランタ連銀GDPNow(Q3)予想2.5%、結果3.0%と立て続けにかなり強い経済指標が出ました。しかし明日の政策金利発表時の利下げ幅織り込みは50bpが過半数を締めており、これが市場Consensusになりました。明日以降株式、債券、為替共に方向感が一定程度定まって来ると思います

画像1 9/17(火)株式市場:引き続き景気敏感株(エネルギー、金融、消費財、工業)が買われTechnology関連やHealth Care、生活必需品関連銘柄が売られる展開になりました。個別にはIntel +2.32%、APP +6.45%となんと5連騰で史上最高値を更新中です。
画像2 9/17(火)指数:NYダウ 41606.18(前日比-0.04%)SP500 5634.58(前日比+0.03%)NASDAQ100 19434.01(前日比+0.06%)NASDAQ総合 17626.95(前日比+0.20%)Russell2000 2206.95(前日比+0.81%)Russell1000(Value)1838.90(前日比+0.75%)Russell1000(Growth)3676.64(前日比-0.35%)
画像3 9/17(火)指数先物:SP500 VIX指数 17.61(前日比+2.74%)債券MOVE指数 101.22(前日比0.62%)ドルインデックス 100.98(前日比+0.21%)原油WTI 70.11(前日比+1.58%)金/ドル 2568.85(前日比-0.53%)
画像4 9/17(火)債券利回り:強めの経済指標が出たためドルが買い戻され短期債が売られる展開になりました。短期金利を中心に利回りは上昇、2年債金利3.599(前日比+1.23%)10年債金利3.649(前日比+0.70%)と純イールドは継続しております。
画像5 9/17(火)Fear and Greed Indexは前日の51から4pt上昇して55のGreedよりNeutralです。FOMCを通過すれば株式、債券、為替の方向感が見えて来るのでこのままGreedに突入する形ではないかと思います。
画像6 9/17(火)債券市場利下げ織り込み:強めの経済指標が出ましたが利下げ織り込み状況は変わらず、9月に50bpの利下げを織り込む形が市場Consensusになりました。明日日本時間AM3:00の発表を待ちたいと思います。

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