8/23(引け後)経済指標:パウエル議長講演 インフレを巡り2%目標達成に向け持続的な改善を一段と確信したとし、インフレリスクが低下する一方で労働市場のリスクが上昇したとの見解を背景に「政策修正の時期が来た」と利下げの方向を明確化しました。 時期やペースはデータ次第としました。新規住宅販売件数(7月):予想 624000円、結果 739000件と前回の668000件をも大幅に上回る数字になりました。金利引き下げを見込んで住宅需要が回復してくる事を見込んでの事かと思われます。

画像1 8/23(引け後)株式市場はパウエル議長の講演で9月利下げを確信し、昨日の下落をほぼ全て取り戻す反発。NVIDIA +3.89%、Apple +1.07%、Microsoft +0.15%、Google +1.17%、Meta -0.74%、Amazon +0.61%、Tesla +4.59%。半導体関連はMU以外ほぼ全銘柄が上昇だがINTUが-6.83%と大幅下落、セクター別で見ても全セクターが上昇し特に不動産、technology、Cyclical、素材、Energy、工業、金融が強かったです。
画像2 8/23(引け後)指数:NYダウ 41142.36(前日比+1.06%)SP500 5624.38(前日比+0.98%)NASDAQ100 19671.35(前日比+0.92%)NASDAQ総合 17831.48(前日比+1.20)Russel2000 2214.85(前日比+3.01%)Russel1000(Value)1802.87(前日比-0.17%)Russel1000(Growth)3659.97(前日比-1.53%)SP500 VIX指数 15.92(前日比-0.29%)
画像3 8/23(引け後)債券利回り:パウエル議長が9月の利下げを明言した為、各年限で金利は3bsp~9bspも下落しました。ドル円も節目の145円台を割り込み144円台に下落、ドルインデックスも100pt台に下落(100pt台に落ちるのは今年に入って初めての事です)
画像4 8/23(引け後)Fear and Greed Indexは昨日より5ptも上昇して53のNeutral、市場センチメントも大分回復してきており今月頭の大幅下落分をかなり取り戻してきております。VIX指数も落ち着いており債券利回りが低下してきている為、株式市場に資金が流れてきていると思われます。
画像5 債券市場利下げ織り込み状況:昨日のパウエル議長の講演後9月FOMC後に再び50bsp利下げを織り込む動きが増えてきました。年内も100bspの利下げを織り込む動きが進んできました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?