知ってもらおう、アレルギーのこと。
こんにちは。
今日は末っ子ちゃんのアレルギー日記です。
突然ですが、
あなたの周りに、食物アレルギーをお持ちのお子さんはいますか?
末っ子ちゃんは専門外来に通院しているので、それなりに患者さんがいて、アレルギーのあるお子さんは多い印象があります。
が、実際お友だちは?となるとなかなか少ないです。
我が家の末っ子ちゃんの周りでは、、、
同じようにエピペン持ちで、負荷試験を受けたりしているお子さんはひとり、です。
そんな環境なので、
そのお子さんのママと話していると、食物アレルギー、又 アナフィラキシーなどの症状に対する認知が進んでいないよね、というところに着地することが多いのです、、、
同時に、"知ってもらおうとしなきゃ、だね" とこちらのアプローチも足りていないという反省もしています。
そして、アプローチの難しさ、も感じるのですが、、、。
・・・・・
当たり前のことですが、アレルギー疾患は、目に見えるものではないので(アトピー症状はまた別として)一見では、食物アレルギーがあることは周りの人にはわかりません。
ましてや、
アレルギーの程度、エピペンの所持状況など想像できる人はほとんどいないのでは、とおもいます。
(私自身も、我が子がアレルギーでなければ、他のお子さんの状況を想像をすることはできませんでした。)
ですから、誤ってアレルゲン物質を摂取してしまう"誤食"に最大限の注意を払っているということも、ほとんどの方にはピンとこないものだろうと思うのです。
でも、"見えない"から、"多くの人の想像の範囲外のこと"
だからこそ"知ってもらうこと"が大事なんじゃないかと、いう想いが出てきました。
そう思いはじめたのは、末っ子ちゃんの年齢が上がってきたから、です。
まだ幼稚園児なので、私の目が届かない状況はほとんどありませんが、成長につれ、社会との関わりが増えてくる事は必然です。
その時に、事故が起こらないように、周りの理解を得られるように、今からできることをしておきたいと考えています。
・・・・・
実際にやってみたことが、ふたつあります。
ひとつめは、入園時、同じ園のお母さん達に、末っ子ちゃんのアレルギーのことをシェアしたことです。
・食事アレルギーが複数あること
・給食を食べられないため、お弁当持ちなこと
をお話しました。
園の保育時間中は、誤食の危険はありませんし、お母さん達には直接関係ない情報ではありますが、そういう子がいる、ということを知ってほしいなと思ったからです。
どの位の距離感の人に伝えるか、は迷えるところでもありますが、、、
知ってもらって損はないかもと思い、話してみました。
その数ヶ月後、幼稚園で親子遠足があったのですが、子どもたちのおやつ交換タイムの時に、末っ子ちゃんを気遣ってくださる方がいたんです!
好意を断ること、って双方エネルギーがいることだと感じているので、、、ひと言添えてくれた「これ、食べられるかな?」というフレーズに感動すらしました。
ふたつめは、近所の子どもたちに、食べられないものがあると伝えたことです。
我が家がある団地内は、末っ子ちゃんより少し年上の小学生の子どもたちがたくさんいて、いつも外で一緒に遊んでもらえる有難い環境です。
おやつタイムは、基本的には、末っ子ちゃんだけ他の子と違うものを食べていましたが、"食べる?"とおすそ分けしてくれる場面が見られるようになってきて、、、
食べられないものがいろいろあるんだー、とお話しました。
すると、女の子達はしっかりしたもので、わざわざお菓子のパッケージを私の元に持ってきて、原材料表示を見せてくれるようになりました!
他の子と同じものが食べられるというのは、末っ子ちゃんにとってとてもうれしいことなので、本当に、これは感謝しかないです。
先日は、スーパーで手に入るもので、末っ子ちゃんの食べられるおやつセットを作って、おやつタイムにみんなに差し入れました^^
よその子どもたちに、完全に我が子の状況を把握してほしい訳ではありません。
ただ、一緒に食べられるものもあるんだー、ということを知ってもらえたら、、、
そして、
もしかして、この先、他のアレルギーっ子ちゃんに出会ったときに、何かヒントになれば、、、
それほどうれしい事はありません。
・・・・・
100パーセント、知ってもらおう、というのは、難しいことだとおもいます。
でも、話さなければ、いつまでも知ってもらうことはできません。
知らない、ことは予想外の誤解を招くことも多いです。
そのようなことが起こらないように。当事者から、少しづつ情報発信していきたいと、改めておもっています。
長文、最後までお読みくださり、ありがとうごさいました。
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