「ここをこういう風にしたいんだけど、こういうのあるかな?」小学生の男の子が話しかけてきた。 「こういう風にっていうのがどんな形にしたいのか教えてくれる?」 「うーーーんとねぇ上の方が平らでスーーーっとそこまで斜めにいくっていうか。。。」 「円錐かな?」 「違うな」 このようなやり取りを10分くらいしていたでしょうか。 彼の中には頭の中できっとはっきりとイメージできているのですがなかなかそれを伝えることが難しいようです。 「もしかしてこういうこと?」 具体的に紙で形を作っていく
主体性の大切さ今回の教室でのアート。 みんなでテーマから話し合って創っていくというグループ制作にしました。 「制作するものからみんなで話し合おう!」と提案すると、みんなの瞳がキラキラとやる気に満ちてくるのがわかりました。今回は年齢を3つに分けて1年年・2年生・高学年の3チーム作りました。それぞれで意見を出し合ってもらい、高学年チームは春・夏・秋・冬の四季というテーマを4人で表現する!と決めました。 2年生チームは「楽しい幼稚園」そして1年生チームは「遊園地」に決まりました。
本気で嫌がる先日教室で「自分福笑い」をしたお話しをしましたが 幼稚園で何回かと放課後デイサービスでも1月中に「自分福笑い」を実施しました。今日はそこであれ?と思ったお話しをしたいと思います。 幼稚園クラスこの課題に入る前、今日の制作内容は〜・・・・目隠しして私が作った「自分福笑い」を実際に遊んで見せていた時のこと。 「わ〜!」と楽しそうにしていたのですが、その後、自分の顔を鏡で見ながら自分の顔を福笑いにしますと伝えると 「絶対嫌だ」と真顔で訴える子がちらほらいて、通常の制作
ハンガってなに?絵の具先生、今日の造形は何をやるの?造形をやる前にお手伝いしてくれるメンバーが自然と集まってきて目を輝かせて聞いてきます。 「えーっと今日は版画だよ」 「マンガ?」 「いや漫画じゃなくて版画」 生まれてから4〜6年間、きっとこの子たちは漫画やアニメという言葉は日常耳にしているようだ。だけどハンガという言葉は今日が初めてのよう。確かに漫画と版画って似てるなと思いながら、そんな初めての体験に立ち会えるって幸せだなぁと思う。そして初めての時はどうやってこの子たちに
お正月といえばみなさんはどんな遊びを思い描くでしょうか? カルタ、羽子板、凧揚げそしてなんといっても「福笑い」福という漢字もなんだか福を招いてきそうで新年にぴったりの遊びですよね。 自分福笑い 1月の制作はというとアートキッチンではお正月遊びを毎年行います。ただ普通の福笑いだとつまらないので、今回は自分の顔をよーく観察して「じぶん福笑い」を制作しました。制作に入る前に私の制作したじぶん福笑いでみんなの前で遊んでみると、とにかくみんな大笑い!目が縦になったり、鼻が目の上にいっ
いろんな色の雪 教室で雪だるまをテーマに絵を描いてみた。年長さんの女の子は3人の雪だるまを描き、その周りに雪を様々な色で表現していた(上の画像。赤・青・緑・白)。空から雪が降ってきた!ふわふわで冷たい!雪を見たり触れたりした感覚や興奮が私にも伝わってきた。 幼児の絵の面白さ 幼児の世界観は大人とは全く異なる。大人は実際に見た形で伝えようとするけれど幼児は違う。心で感じたものが素直に表現として表出される。本当に面白い。自分の思い描いているもの、感覚を画用紙にこれでもかとぶ
前回、色は感情を表すと書きましたが 今回は自分の心の中の気持ち、感情をアウトプットする大切さを考えたいと思います。 自分が抱えてるモヤモヤやストレス。皆さんはどのように解消していますか? 私は友達に話したり、誰かに聞いてもらうことでなんとか乗り切ってきました。 この感情を吐き出すというアウトプットですが、そもそも まず自分の中の感情に気づかなければなりません。でも自分がどう感じているかってなかなかわからない場合もありますよね。 言葉で表現できない感情かもしれないし、それを誰
◽︎あなたは色からどんなイメージを描きますか? ○赤色 生命力、火、力、愛。。。 ○青色 水、海、空、涙、憂鬱。。。 その国の文化・価値観にもよりますが 色から人間は何かのイメージを常に受け取っています。 それは文字を書く事や、口から発する言葉ではないけれど 確実に何かを人の感性に訴えかけてきます。 人とのコミュニケーションも言葉が大半を占めていますが 色彩からも言葉にならない感情を知ることができます。 そして、幼児に対しても色彩は感情表現を育くむと言われていま
お家にある道具や材料で、簡単に作れる制作をご紹介します🎵 ◼️材料と道具 ●A4の紙 2枚(コピー用紙などお家にあるものでOK) ●折り紙(子供がビリビリしやすい紙でOK) ●のり ●ハサミ ①A4の紙を半分に折ります ②A4の紙の半分の印がついたところをはさみで切って2枚にします ③もう1枚の紙を半分に折っておきます ④半分に折ったものをさらに半分に折ります ⑤半分に折ったところに好きな形を考えて切っていきます ⑥開くとこんな感じです ⑦いよいよ折り紙をビ
ビリビリ ビリッビリっ 紙を破るのって実は、両方の手を使って 指先で絶妙な加減で力を入れないと破けません 何かをビリビリ・・・ 手を器用に動かすとき脳の運動前野(6野)が働いているそうです。 ぜひお子さんに、たくさんビリビリ遊びをさせてあげてくださいね! ビリビリにおすすめの絵本はこちら! 童心社から出版されている 中新井純子さんの「ビリビリ」です ビリビリと破くと 楽しい生き物が出てきますよ〜。お子さんと次は何かな〜!と話しながら楽しんで読み聞かせしてあげて
子育てはクリエイティブ 我が子を子育てして13年 そしてアートキッチン こども絵画造形教室を運営して来年で10年目 お子様とアートの時間に携わってきました どうしたらこども達の創造力や感性を育んでいけるのだろう? 模索しながら、未知の探求はずっと続いています 少しでもこれは良かった!こういうアプローチもあるよ!などなど 今現在 子育てど真ん中のお母さんお父さん達に 創造する力、感性を育む子育てのヒントなどを お伝えできたらと思ってます 具体的には ◯お家にあるもので簡