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毒は味になる。

いい子ちゃんだった社会人1年目

大学生ぐらいまで、
そして特に社会でたての頃は、
人の顔色伺っていいことばかり言って

たまに吐く毒も周りの雰囲気を伺いながら吐いた嘘。

毒を吐いた社会人2-3年目

現実世界は退屈で生きづらく、
そのうっぷんが陰謀論敵対や社会への不満などに変わり、

空に暴言を吐くように、
世界を否定していた。

でも、その否定している相手は、
その発信方法ではとうてい届かない場所で

それをわかっていながら、
説得するように世界に発信。

今思えば革命家気取りの
ただの鬱憤晴らし。

本当に自分のことなんだけど
臆病だから世界のせいにしていた気がする。

とはいえ、行動もしてきた。
そんな世界に暴言吐いてるだけがカッコ悪いのと感じてた。

陰を陽に変える、アート

その怒りや不満は、文字だとなぜかトゲトゲしくなったし、長くなり、人に届くようなものてまはなかった。

でもそれは、根っこの、世界への想いは変わらずとも、
アートという形で陽気な表現に変わった、


根っこにあった暴言も捨てたもんじゃなくて

世界に対して当事者意識があったことと
その根っこには、過去の自分と同じ立場にある人を減らしたいという優しさでもあった。

毒の持つ力、シスの力

当事者意識、優しさ、
そして一種の自己洗脳で、
会社辞めたりクラファンしたりオーストラリア行ったり路上で絵を売って暮らしたり

今では無謀と思えるようなことも本気でできた。

若い。

ただ、その経験は最高だったし、

世界にはいてた毒も、
悪いものではない。

むしろ、あの毒は、22歳頃までやってたいい子ちゃんのために溜まってた毒を吐き出してたんだと思う。

お陰で毒の強さもわかった。
毒の危険さもわかった。
さらには毒の扱い方もわかった。

今も正直まだ毒は扱いきれていない。
人を傷つけることもまだまだよくあるし。

でも毒を持てたことは本当に良かった。

仁義を礼に変え、勇を持って還元する

行動力、正義感、推進力、
いわゆる"義"

これは、毒でもある。

万人共通の正解ではなく、
あくまでも、ある立場からの正義。
強制しては、戦争になる。

だから、

そしてその毒を扱うための"仁"や"礼"

そして、その過程で学び、多くの"知"を得たが故に恐怖を想定できるようになったからこそ

さらに"勇"の重要性にきづく。

これらは新渡戸稲造さんの武士道から得た言葉たち。そして毒に関しては吉本隆明さんの著書、真贋から来ている。

勇を持つこと

無鉄砲な若造には、勇はまだ少なくて済む。
でも背負うものがあるほど、勇が必要になる。

じゃあ背負わなきゃいい、
その考えもわかる。

でも織田はやっぱ背負って、
世界がさらに面白くなり、
和がアメーバのように広がるのが見たい。

"勇"は、織田が20代前半の頃は
"そんなの、日本じゃ死なないんだし、やればいいだけじゃん"
と思っていた。

家族を持ち、知識を持つと、
意外とそうはいかない。

だから臆病な織田は、
社の中で、賢く、かつ大きな力を利用して、
ことを成しながら、
個人での爆発のためのアーティスト活動をする
というスタイルになってる。

毒の扱い方

正義は直接振りかざすと、変なヤイバになる。ヤバイ。

でも今の織田は毒は振りかざさない。
体に浸透させながら、ただ、生きる。

だから、織田の中には

毒もまだある。

そして、普段意識はしてないが、
毒がすでに回った状態で生きてるので、
それを元に活動することで、
毒を広げている。

広げる方法も今ならよくわかる。

今は教育とアートという最強の毒広げ媒体を持っている。

悪いことではない。
普段はそんなこと、しっかり意図をしてるわけでもない。

織田の持つ想い、考え、
世界を変えたい気持ち、

そう言った毒を、
人々が欲しがる味に変えて提供できるようになった。
しかも、無意識に。

毒は味になる。


いいことばかり言ってる奴こそ怖い。

陰と陽はバランスが保たれてるはずなのに、
それが陽だけならどこかに地下マフィア化してる陰があるはず。

悪い というのは、人が決めること。
自然界に悪はない。
悪というのは、主観の集まりによる共同幻想である。

死んだこともないのに死を悪者扱いしてる人間は、いかに途上で不完全なことか!

多少クズでもいい。
社会的に見てクズと言われても
それは、社会の方がクズの可能性もある。

むしろ、
信念持って、夢や理想も持つ人は持って、
自分の心に従ってるやつが好き。

良い悪いとかきにしてる他人軸のやつは、
昔の自分を見てるようでむずがゆい。

それも、こうして織田のように変われると思うから、希望はあるし、
だからこそ、好き嫌いもはっきりと、

人間らしい嘘はつきながらも、
正直に生きよう。

この考えも、また偏り、また毒。

久しぶりに文章に毒が回った。
エゴだけど、たまにはこういうのも、

本音っぽくて、いいね!

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