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滑稽な人生。

今日の教室前に、常連の方々とランチをした。あまりないことだった。
そこでいろんな話をした。一回り上の人生の先輩お姉様方の前では、先生というよりも出来の悪い弟のようなものだ。
日々の育児や家庭のことは、考えるだけでぐったりと感じているのだけれど、明るい方々の前だと、まるで「喜劇」のように話してしまって、みんな大爆笑に包まれた。
まるでチャップリンのような中年親父が家族に翻弄される短編映画だ。僕はなんだか、自分の生活が滑稽でたまらなくなって、腹を抱えて笑ってしまった。それに被せて、先輩方の愚痴やらなんやらがまた面白い。息ができなくなってしまった。。

滑稽だな!人生。
ああ、面白い。
いつのまにか、気分は晴れ渡っていた。
日常を楽しんでいる仲間と一緒にいると、とても良いエネルギーをいただける。人生で面白いことを見つける姿勢の一つに絵画教室がある。絵を描き、お菓子を食べながらおしゃべりをして、いつのまにか可愛い愛犬の絵が完成してる。なんて素晴らしい時間だろう!僕もいつも楽しい。これを家庭にも持ち込みたいところだ(笑)。

さて、夜のこと。
毎月楽しみにしている「美輪明宏の愛のモヤモヤ相談室」。
ある男性の相談者は、自身の(昭和の親父教育法)が子供と合わずに悩んでいた。自分はそう育ってきて、そのおかげで今があるのに、という。原因は明らかだった。
美輪明宏さんは「家庭で必要なのは何だと思われますか?」と聞いた。
相談者は「愛情」といい、アナウンサーは「感謝」と答えた。まぁ、王道なところだ。

美輪明宏さんは「微笑み、よ」と答えた。「笑ってごらんなさい。変顔でもいいわ。ユーモアって大事よ」。
相談者は変顔をしながらわらっていて、いつのまにか声色まで劇的に柔らかく変わっていた。

リラックス。力を入れて生きていくのは辛い。
だから笑おう。あははは。
人生、話す相手であんなにも違うものだ。事実なんて、不確かなものである。

人生は滑稽なものだ。いくらでも短編喜劇は作れる。僕は小さい頃から人を笑わせるのは得意だった。なぜだろうな。いつもふざけたことを考えていたからかな。
自分自身の心も、笑わせていこうぜ。爆笑の嵐だよ。

おしまい。

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